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「和の国チャンネル」
『田中英道が語るオッペン・ハイマー、 原爆・核戦争⑤』の続き。 ですからこのイギリス、フランス、オランダなんていうのは、 全部あの太平洋戦争(アメリカが付けた名前ですけど)で アメリカの代わりに これを日本がやったということを、 もっと考えなくちゃいけない。 これはアメリカがやりたかったことを、 日本がやったということでもある。 なぜかというとこれをやった時、アメリカは介入してない。 大体フィリピンに彼らがいた時に 追放されたマッカーサーが、 「I shall return」とか言って 戻ってきたのが日本の占領でもあるわけです。 結局これで、他の国は戻ってこれなくなった。 これこそまさに、 アメリカと組んでやったということなんです。 こういう西洋のイギリス、フランス、オランダを全部追い出して、 このことが効いているから。 私はこのへんが、 日本とアメリカの密約があると思われるわけです。 私が書いた「日米戦争最大の密約」 ということの中に、 これが含まれてるであろうと思う。 ですからこの興南の在り方は、 日本を守るということだけでなく、アジアを守る。 アジアから植民地国を追い出す という意味を持ってるわけです。 いまでこそ韓国が 「日本は日韓併合で悪いことばかりした」 みたいなことを言うけれども、 当時彼らは本当に従っていたんですね。 ですからあの言い草は、現実とは全く違う。 歴史的な関係をほとんど知らない人達だろう ということは、よくわかるんですね。 オッペン・ハイマーの原爆計画というものは、 実をいうと「暴力」を基本にしてる。 これから私が話すのは、長崎・広島が落とされた過程と、 私の考えを言いたい。 私は長崎で体験してるわけです。 ※3歳のころ疎開先の長崎県香焼島は、爆心地から約10km 今原爆についていろんな人の本が出て、 原爆について語りつくされてる格好にしてるが とんでもない。 今でもこれの問題というのは、日本が関わってるわけです。 日本と競争したから、ああいうことなんだということも、 ちゃんと取り入れないと嘘になるんですよ。 だからそのことをお話したいと思う。 日本が8月12日に成功しようと、 15日に終わったんだから何の効果もなかった。 それはそうですよ、全部取っていかれたということはね。 ロシアがそういうことも知ってるわけで、ロシア、中国… 中国の問題も、もう一つあるわけです。 興南の日本の原爆工場、野口コンツェルンが後ろにいて、 完全にそれを支えるという格好でなかったために、 工場だけは彼らが持っていたということであるんですけど、 中国も日本の技術を持って行ったわけですね。 これも今中国が持ってる。 だからソ連、ロシア、北朝鮮、中国が、 全部日本のものを持って行ったということです。 この三国は、日本がやってたことを知っていたんですよ。 この三国のニュースで、 日本が原爆開発をしてたと言ってる。 そのことは、私の本の中にも書かれてます。 日本は原爆被害国であることを 非常に強調しますけれども、 加害者たらんとした国であることも確かなんですね。 このことが私たちの矢野さんと一緒に これを紹介してる1つの大きな目的でもあるんですよ。 つまり、日本がただいい子ぶった国ではないんですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.10.22 18:20:00
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