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カテゴリ:ポピュラー音楽
この間、ボストンの"More than A Feeling"とこの曲を歌ったブラッド・デルプについて書いたばかりなんだが、ポストンの中心人物であるトム・ショルツが日本のテレビ局のインタビューを受けている動画があったので見てみた。 トム・ショルツの音楽の原点ていうのはベートヴェンやラフマニノフなんかのクラシック音楽だったんスねぇ。ギターを始めたのはマサチューセッツ工科大学在学中の21歳の時、レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジとかジェフ・ベックとかの影響を受けてギターを始めたらしいっすよ。 大学卒業後、ポラロイド社の技術者として務める傍ら、自分のアパートの地下室で録音機材とかを買い込んで、自分の好きな音楽の全ての楽器パートを自分で演奏して多重録音をして作ってた訳っすね。云わばボストンって云うのはグループじゃなくトム・ショルツプロジェクトと云うべきッスねぇ。 だけどトム一人だけじゃ出来ないことが一つだけあった。それがボーカルだった訳で、この前の話に繋がる訳っすよ。だからオイラはブラッド・デルプが居なかったらあれだけの成功はなかったじゃないかって思う訳っすょ。 トムの凄いところは、自分の理想とする音作りのためにMIT卒の優秀な頭脳で、機材を作っちゃうところっすよねぇ。Rockmanっていうのはトム・ショルツが立ち上げた会社(Scholtz Research & Development)が開発した、エフェクターやギターアンプのブランド名なんスけど、「自分が必要とする機材は他のミュージシャンもきっと欲しがるだろう」ってプロダクトして、実際今でも多くのミュージシャンに使われてる見たいっすよ。 今でも、例えば楽天でRockmanのPower Soakが売られてるんスよねぇ。
様々な楽器を演奏できるようになる器用さってのもあるし、幼い頃のクラシックの素地ってぇのもあるだろうし、エフェクターやアンプを自分で作れる音響工学や電子工学にも長けていた、そんな彼のいろんな才能の結集がボストンなんだろうねぇ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年03月19日 22時41分02秒
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