今日9時39分にフォークシンガーの加川良さんが天国へ召されました。享年69歳。急性白血病で昨年12月から入院されていたそうっすよ。謹んでご冥福をお祈りします。
息子さんの
小斎元希氏のFaceookでこの間の経過と御礼の言葉が述べられています。
こないだポーラ・コールの"I don't want to wait"をブログで
ストレートな反戦歌だと紹介したときに、「日本のポピュラー音楽にはこういう思想の音楽ってない」などとこぼしましたが、加川良さんの「教訓I」は「戦争で死ぬのは尊きこと」などという言葉に惑わされず「個人の尊厳を大事にしろ」という大切なメッセージを歌にしてたんスよ。
森友学園問題で取り上げられてきた「教育勅語」っすけど、「『親を大切に』等の誰でも頷けるような徳目もあるのだから良いではないか」等とする意見もありますが、教育勅語の目的とするところは「天皇のためお国のために命を捧げなさい」っすからねぇ。「至極まっとうな徳目」っていうオブラートで包んで、「一旦緩急アレバ義勇公ニ奉ジ以テ天壤無窮ノ皇運ヲ扶翼スベシ」っていう一つの価値観で国民を教育の名のもとに洗脳するわけっすから。ダメっしょ。