素直研究所

　お久し振りです。近況報告と云うか少しトホホな話ッス。上の写真は済生会宇都宮病院の８階の整形外科病棟の談話室から見た風景。これをまたこれ見ることになるとは思いませんでした。

　思えば実家の母がみまかった話をブログに書いたのが２ヵ月前。それからずっと新型コロナ騒ぎで自宅からほとんど出なかったので何も書くことがなかったんでブログもサボってたんスけどね。まぁ普段から在宅勤務な私めは新型コロナ騒ぎにかかわらずほとんど家から出ないんすけどね。

　今から思えばそれが良くなかったのかもですねぇ。先週の日曜日の深夜にウチのヨメが居間でパソコンに向かっているオイラの背中とソファの間を通り抜けようとして足を何かに蹴躓いて転んだわけですよ。夜中なのに大声で「痛い！痛い！」を連呼してたんで、オイラはふざけているんだと思って「夜中なんだからやめろよ！」と戒めたんスけど、どうも本当に痛いみたいなんで暫く様子を見てたんだが一向に痛みが治まらないし、足を動かそうとすると悲鳴を上げるんスよ。
　一計を案じて１１９番に通報して救急車を呼んだんスけど、位置確認のための消防車も来るわ、当然救急車も来るわでサイレンが鳴って周辺は騒然とした状況。救急隊員が居間に入ってきて彼女を担架に乗せて済生会宇都宮病院の救急診療科に運んでくれたんスけど、その時の診察では「レントゲン写真で見る限り特に異常はない」と担当医に言われたので何となく煮え切らない思いで清算して帰途に付くんだが、オイラも救急車に同乗してたんで足がない。仕方がないんで介護タクシーを介護人を２人付けて呼んで介護タクシーの車椅子に乗り換えて自宅に到着。車椅子のままのヨメを二人がかりで２階に挙げてもらって２万２千円也。
　次の日の夜と云うか火曜日の明け方、ヨメが化粧台のスツールを歩行器代わりに操ってトイレに行った帰りに今度は布団に足を引っかけて自滅。また救急車で済生会宇都宮病院っすよ。
　さすがにこんなに痛がるんじゃ何かあるんだろうとＣＴ画像を取ってもらったらビンゴ。右大腿部頸部骨折でした。救急診療の担当医から整形外科の専門医に代わって詳しく話を聞いたんだが、胃ガンを患っていた病歴があるので癌が骨に転移したとか、骨粗鬆症で骨が脆くなってるとかいろいろ考えられるので検査が必要とのこと。また「この状態だとどうすることもできないんで入院で、急ぐ必要もないけど明日手術です」と宣告されて、ヨメもとりあえずこの痛みから解放されそうなのでホッとした様子だった。
　それからオイラは実家の兄に入院時の患者の連帯保証人になってもらうのに書類を持って行ったり、市役所に行って国民健康保険限度額認定証を取得に行ったり、生命保険の担当の外交員に連絡入れたりと大変でした。
　明けて水曜日に入院の承諾書と限度額認定証を入院サポートセンターに提出に行ったり、とりあえず入院に必要な歯ブラシとかコップとか着替えとかを持って、１２時前に病院に着いて整形外科病棟に行ったんだが、新型コロナ騒ぎで今は面会禁止なんだよねぇ。仕方がないんでヨメの荷物は病院スタッフに渡して帰ろうとしたら、担当看護師に「手術が終わるまで病院に居てくれない困ります」と院内だったら繋がる携帯電話を渡されて暫し待機。
　院内のレストランで８００円もする和風ラーメンを頂いたりもしたんだが、手術が始まるのが３時で終わったのが５時半ぐらいだったか。その間ずっとやることなくて８階の談話室から上の写真をとってた訳ね。
　その後、担当医からの説明を受けて見せてくれたのが下の写真っス。

　なるほどしっかり人工関節に入れ替わってますなぁ。担当医曰く「骨密度の検査必要ですね。」
　大体ウチのヨメは普段から出不精で日光浴しないからビタミンＤが体内で生成されず骨が脆くなってるんだよね。介護タクシーのスタッフに「むすめさん大丈夫っすかね」とか言われるほど色白で肌年齢は若いかも知らんけど骨は老人並みだったみたいっすね。体重３８kgしかないんで子供と間違えられたのか？
　まぁ新型コロナ騒ぎで「ステイ・ホーム」が叫ばれてるけど、日光浴びないとヨメと同じ目にあうぞ！そこら辺はオイラも明日のわが身と戒めておこう。