カテゴリ:仕事のお話
変わり者のクリエーターは、かつて束ねて率いていたけど、トップから相談を受けて、今度、率いるのは天才肌の頭脳集団。(異常者軍団?)
トップが直々に面接して採用したものの、とても使いこなせないから、何とかして欲しいと泣きついてきたんだ。 『とりあえず一人ずつ面接してみてよ』と頼まれたので、会ってみた。
1人目は、趣味がハッキング(犯罪じゃん)だといい、自閉症気味で壁を向いていないと不安で仕事デキないという、中国国籍の24才のコンピュータープログラマー。 PCの腕は確かなようだけど、決して砂天狗と目を合わそうとしないし、終始視点が定まらず、ずっと目が泳いでたよ...
2人目は、日本のアニメに憧れて来日して10年目。 秋葉原でバイトしながら、路上生活をしていたというオタク系の35才のカナダ人。 アニメの話をはじめると、ディープでレアな知識が噴き出した...
3人目は、CGの作成が得意で、将来は映画監督になりたいというイスラム教徒のイラン人。 人柄は凄く温厚で穏やかなんだけど、顔は映画に出てくるテロリストより怖い顔。 『シゴト、一生懸命シマス!』と至って素直。 唯一の"オネガイ”は、1日5回、祈りの時間が欲しいと...
4人目は、日本人だったけど... 海外留学で外国暮らしが病みつきになり、金を貯めては海外を放浪しているという45才の青森県民のコピーライター。 コピーライターっていうけど、面接した4人の中で一番日本語がハチャメチャだった...(爆)
こんな個性が強い連中に、エロ全開のエリカお嬢様を加えて、来週から新しいプロジェクトがはじまる事になった。 面接のあと、エリカと俺は迷うことなく書店へ中国語と英語の辞書を買いに行った。(笑)
かくして、砂天狗の人生初の"外人部隊"の指揮官就任。 さてさて、どんな冒険が待ち受けていることやら... 渋々引き受けたら、とりあえず椅子と部屋だけは立派になったよ。(笑)
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