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ないものねだり

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2011.07.24
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(九州新幹線さくら 砂天狗携帯撮影)

鉄道は、大量物流手段として国の近代化と成長に欠かせないもの。 


さらにいえば、鉄道とは物資と人を運ぶと同時に、人のそれぞれの人生も乗せて運ぶ。 それだけに、ひとたび事故が起きれば多くの人が傷つき、悲しみを背負ってしまう...


中国が世界に誇る高速鉄道で、大勢の人命が失われる事故が起きてしまった。 残念なことだ。


近頃、中国の高速鉄道を日本の新幹線技術のパクりだと批難の声も挙がっていたけど、では、日本の幕末から明治という近代化時代はどうだったか? 戦後の高度経済成長期はどうだったのか?


日本も、かつて欧米列強の技術を学び、国際競争の場で切磋琢磨して地位を築いてきたんだ。 鉄道事故は、規模に関係なく本当に痛ましい... まずは事故の犠牲となった中国の人々に、心から哀悼の意を捧げたい。


そして、中国の鉄道技術がさらに進歩して、国の大動脈の役割を果たすように祈りたい。 砂は、列車の旅が大好きだ。 それに、日本人として同じアジアの国々はよきライバルであり、同時に仲間だと思っている。
 頑張れ中国鉄道!


「人のふんどしで相撲をとる」という諺(ことわざ)がある。 
他人の物を使って、自分の利益にすることや役に立てること。 また、他人がやっていることに、合わせて(マネをして)、それを利用してしまうことの例えだ。


"クリエーターはマネされて一人前"... 師事した先輩が贈ってくれた言葉だ。 だから、マネをされるということを砂は光栄に思える。 自分は、さらに進歩すればイイだけのことだ。


日本の鉄道技術者に一言いいたいことがある。 中国を「人のふんどし...」だと愚痴る前に、自国の技術も振り返る必要が随分あると。 自分のふんどしは汚れてないかと。


むしろ、日本の技術者には「人の振りしてわが振り直せ」といいたい。 クリエイティブな仕事には完成とか終わりなんてないんだ。 常に見直し、日々進化させていかなければならないんだ。


「人の振りしてわが振り直せ」という諺は、現代の国際社会にこそ一番必要な戒めのように思える。 実は、この諺と同じような意味を持つ言葉がほかの国にもある。


「人はみな自分の家の敷居の前を掃くべきだ」(スロヴェニア)

「転んだ人を笑うなかれ、罰を受けたわけではないのだ。 
しかし、いったことには必ず報いがあるものだ」(マダガスカル) 

「自分の目糞は自分では見えず、他人の目糞だけが見える」(ミャンマー)


(大修館書店『世界ことわざ大事典』より引用)


それぞれに表現は違うけど、どれも他人の言動の良し悪しを見て、自分の振る舞いを反省し、改めよという教えだ。


自分以外の人は、すべて師だというのが砂の人生訓。 砂が思うように、世界の多くの人たちも同じように感じていると思う。 とにかく、いたずらに人を批難したり愚痴ったりする前に、常に自分を省みて進歩し続けよう... 人生の時間は短く貴重なんだ。












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Last updated  2011.07.24 15:33:50
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