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ないものねだり

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2011.08.12
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カテゴリ:砂的つぶやき



[黒糖わらび餅]お熨斗/名入れ可能/さとうきびの絞り汁を加熱して製造


あのさぁ~、この歳になってみっともない話だと思うんだけど。 


実は、つい今日の今日まで、砂は...


「わらび餅」のことを"笑い餅(わらいもち)"だと思い込んでたんだよ~(笑)


今更、こんなことブログに書いて、恥はかきたくないんだけどさ。
それに、単語や文字や文章やら、普段からスタッフには口うるさく注意してんのに。


職業柄、笑えないよな...(笑)


わらび餅だ。わらび餅。 今日からわらび餅だ。 いや...昔からわらび餅だな。(笑)


わらび餅は、わらび粉から作る。うん、当然だ。(笑)
わらびの地下茎をほぐして洗い出して精製した、要はデンプンなんだ。
ちなみに、同じような方法で葛(くず)の根から精製されたデンプンが葛粉だ。


わらび粉は、葛粉以上に原料の採取と製造に手間がかかるし、収率も悪いため、
最近だと本物のわらび粉で作ったわらび餅は希少な高級品になってるんだ。


わらび餅の歴史は事のほか古い。 
伝承では、わらび餅は醍醐天皇の大好物だったそうで、"太夫"の位まで授けたといわれる。
そこから、わらび餅のことを岡大夫ともいうそうだ。 大蔵虎明能狂言集の『岡太夫』には、
古い言い伝えとして、そんな風に書かれているみたいだ。
また、わらび粉は飢饉に備える農家の非常食にもなったらしい。


年たけて又くふ(食)べしと思ひきや蕨もちひ(餅)も命なりけり (谷宗牧)


『東国紀行』を記した戦国の連歌師 谷宗牧は、旅の途中に日坂(静岡県)の茶屋に立ち寄り、
そこで名物のわらび餅を食べた。 宗牧は、わらび餅を食べたことがあったようで、わらび餅の
味を懐かしんでこの歌を詠んだそうだ。


ただし、掛川宿の辺りは、鎌倉頃から歌に歌われるほどの葛布の名産地だったそうだ。
林道春は、著書『丙辰紀行』の中で、日坂のわらび餅について「或は葛の粉をまぜて蒸餅とし。
豆の粉に塩を加へて旅人にすすむ。人その蕨餅なりとしりて。其葛餅といふことをしらず。」
と、
宗牧の誤解?じゃないかと記述してる。


古来、奈良はわらび粉の産地で、奈良や京都にわらび餅の名店が多い。 京都辺りだと、
餡入りのわらび餅が古くから親しまれている。 関西、中部、九州・中国・東北地方では、
夏の涼味としてポピュラーだけど、関東周辺は浸透度が低いらしいけどほんと?


砂は、昔からわらび餅が大好きだんだよね~♪ 京都から取り寄せたりしてるんだ。
だったら、名前ぐらいちゃんと覚えとけって? ごもっとも...(笑)













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Last updated  2011.08.13 00:07:21
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