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ないものねだり

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2011.09.11
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カテゴリ:仕事のお話


月見に日本酒はよく合うね~♪
今夜は、福島の銘酒『奈良萬』を呑みながら、中秋前の月をしばし楽しんだ♪
江戸切子のグラスに注いだ酒に月が映って、綺麗だったよ。


酔ってしまって、手ブレがひどいから写真はないけど~。(笑)





九月は決算月。砂が指揮する新規事業の真価が問われる。
数字の結果だけを追ってたら、商売も仕事もつまんないだけだけどね。


砂のスタッフ教育や訓練の方針は、何も教えないし、指示もしないこと。
なのに、砂の部署のスタッフは落ちこぼれがあまり出ない。


砂が、自分自身で唯一実践していることは掃除。朝、誰よりも早く出社して、
玄関、トイレ、廊下、自分の職場の掃除をすること。掃除機掛けにはじまり、
モップで水拭き、雑巾掛け、便器の清掃、トイレットペーパの充填、
便座カバーの洗濯、給湯ポットの水汲み、各自のデスクの水拭き掃除などなど。


どの部署でも、最初の半年間ほど、一人で黙々とやってんだ。
そうすると面白いもので、一人また一人と、掃除に参加してくる。
部下も自分で気づくし、考えもするんだよね。人はみくびっちゃいけない。


勿論、指示もしないし依頼もしていないのに、掃除するスタッフが増えて、
今度は、人より綺麗にし掃除してやろうとする。自然に競争心が芽生えるんだよ。


そうなると、砂も負けてられない。誰もが思いもよらない部分のホコリや汚れをみつけて、
ディープに掃除してやる。すると、またまた部下だって負けていない。
砂が見過ごしてところをみつけて、"どや顔"で掃除してる。
そうなると、もう上司も部下もなく、競争心剥き出しで掃除を競うようになる。


そんなとき、砂は「いやぁ~参った参った」と褒め称える。
勝つ喜びを知ると人は自信を持ち、ハートに火がつくんだね。


砂の職場は、仕事でも同じような現象が起きるんだ。


誰より、早く電話を取ってやろうとか...
誰より、早くホッチキス留めしてやろうとか...
誰より、早く文書を作成してやろうとか...
小さな競争がはじまるんだ。


やがて、誰よりイイ企画を提案してやろうとか、競争がエスカレートして、
砂の組織は、ごく自然にとでもいうか、勝手に切磋琢磨して仕上がってしまう。
人をみくびっちゃいけない。人は、ちゃんと人を見て考えて工夫をするんだ。



だから、砂は教育や訓練は基本的にあまりしない。
組織は、強制や命令だけで動くもんじゃないと思うし、強固な組織とは、
結局は一人の人間のやる気から生まれるように、砂は思うけどね。
自分が燃えれば、人は気づいて、組織は育つんだと思う。














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Last updated  2011.09.12 02:06:27
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