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ないものねだり

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2011.09.23
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カテゴリ:ぶらり旅
(おかげ横丁 砂天狗撮影)

皇大神宮のへの参拝を終えて、砂のお伊勢参りは終了。やっぱ日帰りはキツいね。(笑)
宇治橋を渡って、神域から"俗世間"に戻ると、参拝者や観光客で賑わう通りが見える。


おかげ横丁は、伊勢の楽しみ所。お蔭参り(お伊勢参り)で、伊勢がもっとも賑わった、
江戸後期から明治初期の風情を再現した町並みだ。保存継承されたものではないけど、
建築マニアでもある砂にとっては、歩いてて楽しい横丁だったよ♪



  
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かつての伊勢地方の民家や商家の風情を再現したおかげ横丁は、伊勢路の名産品や土産物、
そして名物料理の店が立ち並ぶ。観光地の商店街の正常進化のカタチだね。


ついでだから、神宮建築と伊勢の式年遷宮について少し触れてみよう...


神社の代表的な建築様式には、神明造(御稲御倉)大社造(出雲大社)春日造(春日大社)
流造(賀茂御祖神社)権現造(大阪天満宮)などがある。
いずれの様式も、各年代の技術の粋を集め、洗練された日本の伝統的な建築だね。
中でも、伊勢神宮は簡素な白木造りの様式を守っている。


伊勢神宮には、仏教が伝来する以前、日本固有の建築様式が保存されている。
伊勢神宮も、宇治の(内宮)と山田(外宮)に専属の工作所があり、宮大工を抱えているそうだ。
神宮建築は、古代エジプトやギリシャの神殿に匹敵する価値がある指摘する学者もいる。
ファラオの神殿やパルテノンが永遠性を石造りに求めたのに対し、伊勢神宮の建築は、
素材ではなく、様式を永続させることに価値を求めたのだと。


伊勢神宮の神事の中で、もっとも規模が大きく重要なのが20年に一度の式年遷宮だ。
式年遷宮は正遷宮ともいわれ、由来は稲の最長貯蔵年限が20年ほどのためとする説や、
20年に一度、元旦と立春が重なる大陸伝来の暦からだという二つの説があるそうだ。


式年遷宮は、神殿、神職の装束、橋、鳥居に至るすべてを刷新して、神にお移り願う儀式で、
毎年、稲穂が同じ姿で実るように、神の御社も千代に八千代に世代を引き継いでこそ、
永遠の命を保つと考えられているためだとされる。伊勢の遷宮は、持統天皇の御代から、
実に千三百年に渡って受け継がれ続けているんだ。



格式とか伝統とかいうと、語気を荒げて反対したり、ヒステリックに嫌う連中もいる。
だけど、この国には守るべき美しい伝統や、伝え残すべき精神文化もあるよ。














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Last updated  2011.09.23 19:31:44
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