カテゴリ:砂的博物誌
まるで露草(月草)のように、心変わりしたのかしら... あたしの想い人が、あれからなんにも私にいって来ないのは。(砂天狗訳) 万葉の昔、露草は月草と呼ばれ、字は「月」と「着」の二つあったようだ。 月の美しい、中秋の頃に盛りを迎えたから月草と呼ばれるのかも知れないし、 あるいは、花弁の青色が衣に着きやすかったから着草なのかも知れないね。 月草とは別に、同じ時代の和歌には、蛍草と記されているものもある。 早ければ、七月から咲くこともあるから、無理もないことだね。 露草を、梅雨に咲く花だと思う人は多い。砂も、その一人だったよ。(笑) 朝露を連想させるから露草と呼ぶようになったって説もあるけど定かじゃない。 露草は、梅雨の終わり頃にも少しは咲くけど、本当の見頃は秋なんだ。 露草を詠んだ歌が、万葉集には九首あって、昔から親しまれてたのが判る。 どの歌も、儚さをなぞらえて詠まれたもので、俳句では秋の季語になる。 朝咲きはじめて、午後にしぼんでしまう儚い涙の青。秋の空色だね。 今朝、ぞっとするような悪夢を観て飛び起きたんだ。 職場のドアを開けたら滑って転んだ。転んだ床には、血溜まりができてて、 ホワイトボードには血の飛まつと肉片が。そして、砂は血がしたたり落ちる 大鉈(マチェット)を握りしめてた。(真犯人?) 決算の集計はまだだけど、健闘むなしく大赤字は必至だ。 夢に反映されたか?明日は数字見て、露草より顔が青くなりそう...(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|