テーマ:エッチで恥ずかしい話好き!(0)
カテゴリ:砂的博物誌
物静かで、うつむき加減で、大人しそうに見える女の子。 黒縁のメガネをかけて、あまり化粧っ気もなく、目立たずに黙々と仕事してるような... 普段はあまり喋らず、猫のように男に擦り寄るでもなく、ガツガツ追いかけるでもなく。 なのに、忘年会や歓送迎会で眼鏡を外して、少し化粧すると見違えるように映えて、 ちょっと酔った感じが可愛く、その場で一番色っぽく見える女だったりする。 そういう女の子は、案外何処の職場にも一人ぐらいはいるもんだよね。 喩えていうなら、秋の七草にも数えられる、葛(くず)の花がそんな感じだ。 葛の花は、よく観ると赤紫色の花がセクシーで、とても愛らしい花なのに、 花が咲いても、葉とツルに隠れて目立たない。せっかく美人なのにもったいない... 何処にでも生えてい割に、探すにも撮影するにも苦労させられる花の一つだ。 葛の花の季節は、8月の終わり頃から9月中旬にかけて。 しかも、葉の生い茂った見え難いところに、色っぽい花を咲かせる。 こうして、チラっと見せられると、男心はくすぐられるもんだ。 日本全国で観られるし、東アジアから東南アジアにまで分布しているマメ科の植物。 大量のデンプンが含まれていて、本物の"葛粉"はこの葛の根から採取するんだ。 だけど、最近は手間のかからないデンプンで代用されることが多いのが残念だね。 葛には、花以外にもう一つ、砂を惹きつける武器があるんだ。 葛の花は、咲きはじめるとまるでカトレアみたいな甘くてイイ香りを漂わせる。 こうして毎年、秋になると葛の花は咲き、砂の心を惑わせる小悪魔となる...(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.10.11 16:31:56
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