カテゴリ:砂的博物誌
犬酸漿(いぬほおずき)は、荒れた畑や路傍に生えるナス科 ナス属の一年草。 もっぱら、条件の悪い荒れ地や、放置された農地なんかでよく見られる気がする。 この前、北野坂の辺りに、花壇の花にまぎれて咲いてるのを見たよ。 植物の和名で、名前の最初に"犬(いぬ)"ってつけられてる植物はほとんどの場合、 「役に立たない」っていう意味で、「いぬ○○○」って名づけられてるそうだ。 犬は、あれだけ人に懐いて、留守番したり、一緒に散歩したりするのに随分だな。 犬酸漿は、"バカナス"って別名でも呼ばれる。かなり扱いが悪いな。(笑) それも仕方ないか... 犬酸漿は全草に毒のある植物だから。 さすがに、ナス科の仲間だなぁと納得するのは花の咲き終わったあと。 花のあとには、丸茄子のチビッ子みたいな6ミリ前後の小さな実をつけるんだ。 その実は少しずつ膨らんで、小粒のクセしてちゃんと茄子の色になるのが可愛い♪ 秋口から咲いてるのを目にするから、そろそろシーズンも終わりに近い頃だと思う。 観察しに出かけるなら急がないと。でも、毒草だから触らないように。 雑草扱いの植物だけど、犬は好きだ♪ あれ?犬酸漿の話だったな...(笑) ところで、最近ときどき七輪で火をおこして焼茄子とか作るんだ。 炭火で焙って、焦げた皮を剥いて大根おろしにポン酢。日本酒に合うね♪ それにしても、酸漿って字は難しい... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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