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ないものねだり

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2011.10.15
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カテゴリ:砂的博物誌
(ススキとコスモス 砂天狗撮影)


この前の台風ってほどじゃないけど、昨日は午後から凄い雨。
夜半頃から朝にかけてもよく降って、高知行きはまたもや延期。
楽しみにしてたのに予定が狂ってしまって、いじけて寝てた。(ガキかよ...)


さっき、少し歩いて出かけたとき、ススキとコスモスを見た。



秋の野に 咲きたる花を指折り(おゆびおり) かき数ふれば 七種の花 (山上憶良)


春の七草に対して、秋の七草というのもある。
実のところ、秋の七草の方が春の七草よりも歴史は古いみたいだ。
秋の七草は、山上憶良(やまのうえのおくら)が選定し、歌に詠んで今に至る。


春の七草は、にして「食」として春を味わう七草粥の習慣として今に伝わるけど、
秋の七草は、「雰囲気」を味わうというか、野で見て楽しむ花が選ばれている。


食用にならないからか、秋の七草(種)をすべて覚えている人は意外と少ない。(笑)


"萩の花 尾花葛花撫子の花 女郎花(おみなえし)また藤袴 朝貌(あさがお)の花"
と、憶良がこんな風に詠んだのは、秋に山野で目にする花ばかり。


少しだけ解説を加えると、尾花というのは周々木(すすき)のことだ。
だから、幽霊の 正体みたり 枯れ尾花って俳句も、なんとなくイメージできる。



あ~、その句なら聞いたことある!って人はきっと多いと思うけど、
だけど、この句が松尾芭蕉の作だと知る人は、意外と少ないかも♪












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Last updated  2011.10.15 12:28:22
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