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2011.11.07
テーマ：ココロ(1186)
カテゴリ：理屈っぽい時間・・・
 生物界の生存競争は、食うか食われるか。 いわば、ONかOFFかのどちらかで成り立っていて、 したたかで機転が利いて、本能に従うものが生き残る。 人間界では、欲求に従おうとするときもルールとか法律とか、道徳観が邪魔をする。 なのに、感情は否応なしに欲求で反応するものだから苦しみを生み出す。 人も本能に支配され、自然界の法則と絶縁できない生き物なのに... 人の脳は、ルールや倫理で塗り固めて、まるで本能を閉じ込める牢獄のよう。 何故、人は欲しいものがある... 酒を呑む... 煙草を吸う... 旅をする... それは、最低限の自由を求める行動。 幾ら上手く言葉で化粧をしても、誰の心にも鬼は棲み、 常に本音と建前、理性と欲求が絡まり合っている。 ONかOFFか、YESかNOかは自分次第。 己の欲求に打ち勝ち、邪魔し続けた者が勝者とは限らない。 時々、心の声に従う方が、人は楽に生きられるだろう。 最近、心の中に独立国とか特区を設けるべきだと思うことがある。 かなり身勝手な考え方だけど、人という複雑な知能を備えた生き物には、 エスケープゾーンだって必要だなんてね。           お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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