テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:砂的つぶやき
年齢を重ねることと、老いるということは少し違うことに気づいた。 活き活きと楽しむ晩年もあれば、愚痴を吐くだけの余生だってある。 生き方の違い、いや...生き方というより行動力の違いというべきか。 とにかく、途中で分かれ道があるようだ。 五十を超えてから思い知ったことがある。世の中には、幾ら望んでも、 年齢によって否応なく諦めなきゃいけないことが存在するということ。 体力的なことも、経済的なこともあるし、健康でなければなおさらだ。 人は気休めに、「またいつでも出来ますよ」なんて慰めをいうけど、 現実はそう甘くない。
十年後の自分は、体力も気力も集中力も、今のポテンシャルには遠く及ばない。 老いというメカニズムを知れば、未来に先送りした願望は落胆に変わる。 続けたい事、経験したい事、行きたい場所、食べたいもの... そんな、やり残した事への想いを断ち切り、一つ一つを諦めることから、 老後がはじまるんだと思う。それが、老いというものの正体だ。 年は取っても、老いたくはない。 誰でも年をとるのは仕方ないことだけど、問題は人生の重ね方だ。 出来ない言い訳を探しながら生きるほど、あとで後悔する人生はない。 今やりたい事は、今のうちにやっておこうよ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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