テーマ:エッチで恥ずかしい話好き!(0)
カテゴリ:雑学っぽいエロ
それは、まだ二十代の頃こと。当時駐在していたマドリッドで、 砂が出遭い、興味を持った二点の絵にまつわるお話だ... 興味を持った絵は、プラド美術館のゴヤのブースに二点並んで展示されてる。 この『裸のマハ』と『着衣のマハ』と呼ばれる肖像は、フランシスコ・デ・ゴヤの代表作。 だけど、いったい何のために二枚描かれたものなのか、未だに謎のままなんだ。 ゴヤはこの絵を描いた十四年後、"猥褻な絵画の作者"として異端審問に告発されたけど、 モデルが誰で、誰の注文で描かれたものか一切明らかにしなかったそうだ。 一説によると、絵のモデルは有力貴族の婦人で、注文主は夫だといわれている。 そして、ゴヤとこの婦人は男と女の関係で、夫の留守中に二人はセックス三昧だったとか。 そんな濃密な時間の中で、ゴヤは夫人の裸の絵を描き上げる。 けれども公務を終えた夫が帰国する知らせを受け、ゴヤは貴婦人に服を着せて、 注文主に見せる絵を大慌てで手仕上げた。 その後、二人の関係は夫のバレちまって、夫は嫉妬に身を震わせる。 だけど、宮廷で立場も体裁もあるし... そこで、ゴヤを異端者として匿名でチクることで、 イヤガラセしたんじゃないかと言われてるんだ。 砂は、その説が正しいと思う。何故なら『裸のマハ』の方は筆運びが繊細で緻密に描かれ、 それに比べると『着衣のマハ』の方は、明らかに"雑"でテキトーに仕上がってるから。(笑) 美の巨匠ゴヤも、なかなかヤるじゃん♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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