カテゴリ:砂的博物誌
砂は、何となく野鳥が好きでね。猛禽類とかがとくに好きなんだ。 だけど、鷲や鷹は街じゃ観られないし、隼だってこの辺りには住んでないし、 それで、時間の許すときは弁当買って近場の公園で鳶(とび)を眺めたりしてたんだ。 お互いに、しょっちゅう顔を合わすし慣れてもいた。 それで、鳩じゃないからパンなんか食べないだろうなと思いつつ、 ちょっとした好奇心でパンをちぎって投げてみたらエラい事になった。 そこら中の鳶が、一斉にパンに向かって急降下。(ビックリ!) そりゃもう、ドン引きするほど食いつくんだもの。 慌ててコンビニへ走ってって、フランスパン買い占めて全部あげたけど、 火が点くと凄い食欲。迫力満点! さすがに、暢気に公園にいた鳩もカラスもビビっていなくなった。(笑) 砂自身が食われるかとも思ったよ...(笑) 砂と鳶の間に、ちょっとした信頼関係というか... 絆が出来たようにも思えて楽しかったけど、凄い饗宴だった。 興奮した鳶に、猛禽類の研ぎ澄まされた強さとプライドをまざまざと見せつけられた。 厳しい自然の中で生き残るためには、自分の生存本能と闘争心だけが頼りだと、 そんな忘れていたことを、野生の鳶に気づかせてもらった♪ これぐらいの勢いで、仕事しないと駄目だなと。 鳶や鷹は、クリスマスケーキも食うかな?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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