カテゴリ:砂的博物誌
以前、ホームセンターで厚み9mmの大きなコンパネを2枚買って、 その場でカットしてもらうと、1枚当たり60円かかって120円支払った。 なので、2枚重ねてカットをお願いしたら60円だけで済むかなって。 さらに、自宅にあるコンパネも1枚持込みで3枚重ねたらもっと安くなるとも。 グッドなアイディアだけど、我ながらめっちゃセコいやん...(恥) さて、写真は砂浮琴がマイカー通勤で往来してる道だ。 写真に、赤く紅葉した三本の杉みたいに見える木は"メタセコイア"。 ここ何日かで急に冷えてきたもんだから、一気に紅葉を見られるようになった。 メタセコイアは、春の芽吹きから初冬の紅葉まで、四季折々の変化を楽しめる。 メタセコイアは、9,600~6,500万年前の白亜紀から生きる植物で、 日本や北太平洋沿岸、極地周辺からも化石が見つかっている。 新世代の前期に入ると、日本の真ん中から西にかけて地殻隆起が活発化し、 110万年前からは、間氷期の気候変動によって海流の変化も激しかった。 それで、メタセコイアが生息していた沖積層の低地は地殻変動で激減し、 間氷期の海面上昇によって、生息地はさらに分断されたそうだ。 こうして、メタセコイアは生息範囲を失って絶滅したと推定されていた。 生きているメタセコイアが、偶然発見されたのは70年前のこと。 昭和20年に中国の四川省で見つかって研究用に世界で栽培されるようになり、 日本では、昭和29年に皇居に植えられた5本が再生のはじまり。 そこから増やされ、今では公園樹にも利用されるようになった。 ちなみに、セコイアという名前はチェロキー族に由来しているそうで、 ネイティブアメリカンに初めて文字文化をもたらした部族の英雄の名だそうだ。 毎年、冬の今頃になると思うことだけど... 夜、帰宅したら真っ暗だし、家の中が冷え冷えとして殺風景なので、 クリスマスツリーでも飾ろうかなって。 でも、1月、2月まで飾ってるとバカっぽいしな... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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