カテゴリ:食べ物あれこれ
古生物研究から明らかになったことが一つあるそうだ。 ヒトは、今から約1万年前くらいまで、はほぼ肉食の暮らしだったらしい。 250万年前のヒトの祖先まで遡れば、その傾向はさらに強くなるそうだ。 ヒトの祖先の骨を調べると、穀物を摂るようになったのは1万年前からのこと。 そして、いつの間にか炭水化物が主食に入れ替わった。 最近の研究では、食生活で現在主食の地位にある炭水化物や糖質の摂取量が多いことが、 むしろ問題であることが判ってきている。 ヒトが、しなやかなボディを維持して、健康的な食生活を送るためには、 脂肪がエネルギーに変わる代謝のよいカラダをキープすることが大切。 そのために、糖質と炭水化物を制限して良質なタンパク質をしっかり摂る必要がある。 良質なタンパク質と鉄分が摂取できる肉は、カタチとして理想的な食材だそうだ。 ラスコーの壁画が物語るのは、その昔ヒトは野生のバッファローを糧としたこと。 だったら、「牛肉をドッサリ食おう♪」というのは早合点。何でもイイって訳じゃない。 普通の飼育牛をたらふく食べれば肥満は避けられないし、生活習慣病リスクが高まる。 今、完全な野生の牛を食べる人は限られた存在だけど、明らかに飼育牛とは異なる。 一番大きな違いは、オメガ脂肪酸の量。 ブレンドした家畜肥料で育った牛は、オメガ3脂肪酸という脂肪酸の割合が低いそうだ。 そこで、にわかに注目されているのがエイジングビーフ。 "エイジング"といっても、年寄りの牛という意味じゃなく、"熟成"させた牛肉だ。 しかも、放牧で牧草を食べさせ、低カロリー、低脂肪、低コレストロールの牛。 赤身が多く、タンパク質、鉄分、ビタミンB、亜鉛などの栄養価が豊富なのが特長だ。 放牧した牛の肉を低温で寝かせ、肉自体がもつ酵素で熟成させて柔らかく、旨味を凝縮し、 風味豊かに向上させた牛肉が理想らしい。 健康でしなやかなボディは、良質の牛肉がつくり出す... 確かに、遊牧民やマサイにあまりデブは見当たらないね。(笑) よし!それなら今夜は牛肉に決めた♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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