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ないものねだり

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2012.03.15
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アネモネ

(アネモネ 砂浮琴撮影)

何日か前、職場の同年代数人で雑談していたときのこと...
当時の流行や懐かしい遊びの話から、当時の学校教育にまで話題が広がったんだ。


砂より1才上の女性管理職が小学校時代を振り返っていうには、
「あの頃、とにかく教師は"平等"とか"均等"とかを意識してたみたいで、
上でもなく下でもなく、教師の都合のイイ教育された気がする」
と。


「皆と同じでないと注意されたりもしたな」と、当時を思い出したのは同い年の常務。
まるで工業製品の規格みたいに扱われたと。


児童期に型通りの教育を受けると、人と違った事をするのに抵抗を感じる。
そして、皆と集って一緒にいることや、同じであることが安心だったりしてしまう。



   

出っ張らない、目立たない、逆らわない、意見しない...
自分たちが受けた義務教育は、そんな大人を大量生産する工場だった。
飼い慣らされると、つけられた癖は消えにくいもんだと。
「画一化はこの国の元凶だね」とつぶやいたのは砂。


そんな中で、イジメの心理が芽生え、エスカレートして最後には慢性化する。
一方、イジメに遭った者の大半は、集団から脱落してしまうし、
とことん優等に振舞った者は彼らだけで群れをつくり、特権集団をつくる。
こうして、格差の社会基盤ができてしまってるんじゃないのかな?


数値上の学力の平均値は単なるデータであって、養育で追うべき"目標値"ではない。



路線を外れたり、脱落することを恐れると、人は誰も冒険しなくなる。
教育が他との違いを認め、個性を尊重する多様な教育に成長しない限り、
この国のよさであるモノづくりと、創意工夫の柔軟性はいずれ損なわれてしまう。
国の発展と教育とは、密接な関係がある。












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Last updated  2012.03.15 22:00:58
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