カテゴリ:砂的博物誌
仏乃座(ホトケノザ)は、仏乃座にして仏乃座にあらず...(意味不明?) 意味不明なのも仕方がない。(笑) 実は、「仏乃座」と呼ばれている野草は二つ存在するんだ。 写真の通り、道端や、野原や田んぼの畦道でよく見かけるピンクの筒状の花は、 シソ科 オドリコソウ属で、学名をLamium amplexicaule L.とつけられた花。 北海道から沖縄まで見られ、さらに西洋や北アフリカにも広く分布する野草だ。 そんでもって、もう一つの方は七草としてお粥にして食べる仏乃座。 これは、正しい標準和名ではコオニタビラコというキク科の草なんだ。 ほら~、見た目も全然違うよね。 (コオニタビラコ) 1362年頃、四辻善成が源氏物語の注釈書として記した『河海抄』には、 芹、なずな、御行、はこべら、ほとけのざ すずな、すずしろとあるけど、 この仏乃座は、現在の植物名だとコオニタビラコとなる。 もし間違って食っても、別に死なないけどさ。(笑) さてさて、この春雨があがったらオンシーズンってことで、 冬場、ガレージで冬眠してたバイクのエンジンをかけようとしたけど、 しばらく放置してたから、バッテリーがダメになってかからない。 手入れをサボるとコレだもの...(号泣) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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