カテゴリ:砂的博物誌
今週も、少し肌寒いようだし、週末はまた天気が崩れやすいとか。 週末毎に天気が悪いから、バイクの虫が疼いてるけどお預け食らってる。 あまりお預けが続いたら、そのうち鼻から虫が出てきそうだ...(笑) 冬が長かったせいで、今年は桜が遅いという開花予想だった。 こちらでも、早咲きの河津桜(かわづざくら)が随分遅れて見頃を迎えてる。 河津桜は、日本で咲く桜の一種で、早咲きで花期も長いことでも知られる。 花はやや下向きだけど、染井吉野よりピンク色が濃く鮮やかなのが特徴で、 大輪の大島桜と早咲きの寒緋桜(かんひざくら)が、自然に交配したものらしい。 少しうつむき加減に咲く姿が、「咲いてみたの」みたいな... ちょっと、はにかみながら開いた感じで愛らしいね。 美人には、ことのほか水際が似合うと思うのは砂だけかな? 咲き誇る桜が水に映る姿は、まさにジャパニーズ・ビューティーだと思う。 河津桜の向こうに、泳いでる"鴨"も映ってるかも♪ 河津桜の和名は、原木が発見された静岡県河津町に由来するそうだ。 その後、河津町は河津桜を植樹して河津川沿いに並木を整備した。 毎年2月中旬から3月中旬にかけては、"河津桜まつり"が催されて、 夜はライトアップされて見事らしいよ。 願わくば 花の下にて春死なむ この如月の 望月のころ (西行法師) 砂も人生の晩年に差し掛かって、毎年桜を眺めると西行法師の心情がよく解る。 こんな心地のいい季節、気持ちのいい死に場所って、たぶん他にはないよね。 そもそも、砂の家系の心臓病や脳卒中は、寒い冬にポックリというのが多い。 ほぼ夢の話だけどね... 砂も、できれば桜が満開のときに逝きたいな。 ともかく、桜本番の季節が待ち遠しい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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