カテゴリ:砂的博物誌
このところ、週末毎にお天気の神様は砂にイジワルだ。 とくに土曜の午前中は、開花した山桜を探しに出ようと思ってたけど、 カーテン開けたら、ちょっと笑えるほどの嵐だったし。 今日は、午前中に洗濯やらアイロンやら買出しやらを済ませて、 何とか午後から都合をつけて、カメラを持って山へ出かけたけど、 ウワサに聞いた以上に、山桜はかなり開花が遅れたようだ。 何ヶ所か、バイクで山桜が多い里山を回ってみたけど、全然咲いてないし... やっとみつけた戦果は、寒緋桜(かんひざくら)。 この辺りだと、2月初旬には咲いてるハズの寒緋桜だった。 寒緋桜は桜の原種の一つで、旧暦の正月頃に咲くから元日桜とも呼ばれる。 学名ではCerasus campanulata (Maxim.) A.N. Vassiljeva, 1957。 寒緋桜は、緋寒桜(ひかんざくら)と呼ばれたこともあるけど、 彼岸桜と間違いやすいので、おもに寒緋桜と呼ぶようにようになったそうだ。 別に、"悲観的"になって読み方変えたわけじゃない。(笑) 下向きに咲く、釣り鐘のような形の花が、とってもキュートだね。 沖縄で「桜」というと寒緋桜を指すそうで、沖縄では1月から開花し、 本州だと通常2月頃に開花しはじめるようだ。 今年は、とことん遅れてるようで、染井吉野の蕾も随分膨らんでたから、 もしかすると、来週は全部の品種が同時に観られるかも知れないね♪ 谷間に下りると、日溜りに菫(すみれ)が咲いていたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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