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ないものねだり

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2012.04.07
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カテゴリ:砂的博物誌



藪椿

(藪椿 砂浮琴撮影)

林道脇の獣道を下って、山桜を観た帰りのこと...
薄暗い谷底の渓流に、藪椿の老木が最後の花を一輪つけていた。


バイクを停めた林道から、ほぼ垂直に70メートル下った場所だから、
スケッチをはじめるわけにも行かず、仕方なくカメラに収めて戻る。


  デッサン02


  上古大椿なるもの有り 八千歳を以て春と為し 八千歳を以て秋と為す (荘子)

上古時代の大椿は、八千年を春とし、八千年を秋としたという。
荘子の「逍遥遊」にある一節を引用して、"椿寿"という言葉が生まれ、
中国では、椿は生命力や長寿の象徴とされている。


椿は、大樹となれば晩秋から春まで美しく咲き続け、種を残すため実を結ぶ。
また、冬になっても落葉しないため、その生命力に人は憧れた。


日が落ちてから、急に気温が下がりはじめた。
これが、桜がもたらす花冷えというものだろう...



さて、甲子園の伝統の一戦は猛虎の勝ち。
今のところ、まだ"子ネコちゃん"には成り下がっていない。(笑)
ともあれ、今宵は月を愛でながら呑む酒がことのほか美味い。















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Last updated  2012.04.07 23:51:19
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