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ないものねだり

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2012.04.17
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カテゴリ:砂的博物誌


匂菫 砂浮琴

(匂菫 砂浮琴)

わざと"漢字"で書いてみたんだけど、このblogタイトルは読めたかな?


"馥郁"は、「ふくいく」と読む。 類語では「匂やか」などと表現する。
馥郁とは、よい香りが漂っている様子のことだ。
「馥郁たる甘き花の香りに...」という風に使用する。


須磨寺の辺りを散策していて、匂菫(においすみれ)の群生に出合った。
人に聞いていた話では、フランスには菫の香水があるらしい。
ほかの野生の菫には香りはないが、匂菫には香りがあるんだ。


それも、名に恥じない馥郁とした優しい香りが辺りに漂う。
これこそが、匂菫の匂菫たる所以... 本当にいい香りだ。



匂菫の見分け方はポイントを押えれば簡単。
花色は濃い紫が基本だけど、淡紫、白、桃色もあるからあてにならないが、
他の菫と決定的に違う点は、葉が丸くハート形をしていること。


種と根茎には、サポニンをはじめビオリン、ビオラルチン、
グリコサイドなどの毒成分があって嘔吐や神経麻痺を起こす。



ハートみたいな丸葉が特徴なので、見つけて香りを楽しんでみて欲しい。
だけど、一つだけお願いがある... 花はそこに咲いてこそ美しい。
だから、持って帰ろうとは思わずに、そっと咲かせておいて欲しい。













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Last updated  2012.04.17 16:27:19
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