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ないものねだり

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2012.04.23
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テーマ:ココロ(1186)
カテゴリ:砂的つぶやき



山吹

(山吹 砂浮琴撮影)

人は多かれ少なかれ、色んな不安の中に生きているもんだね。
砂みたいな、お気楽者にも少しぐらい不安や「負」の部分はある。


昔から、ずっと自分を好きになれないでいる。
この性分は、大人になっても変わらないどころかむしろ増幅されている。
自分の心の中は、劣等感が大きな割合を占めるんだ。
根本原因は、子供の頃からの劣等感の積み重ねだったと思う。


常に母親からは、近所の子と比較して「お前は駄目だ」といわれ続けた。
いつも、基準が解らない比較だったけどさ。


父親は、ずっと失業していて暇だったからだろうか、
母親がダメ出ししてるシチュエーションに出くわすと積極参加した。(笑)
父親も、母親の言葉を上書きして、いつも「価値のない奴」で締めくくった。


思い出しても、ほぼダメ出しされない日はなかった。
そんな後、しばらく放心状態で思考が働かなかったな。
友達との人間関係も上手く行かないことが多くなった。


野薊


人と関われば、比較されるという思いが先走って、
それが怖くて同級生とも幾分か距離を置いた。
中三ぐらいまで、家では毎日オドオドしていたし、ピリピリしてたね。


茶碗を割ったり、何かしくじった時なんか何日も無視されたし、
何日か、食事が食べられなくなったこともよくあった。


劣等感や不安感は、新たな失敗を招く呼び水になる。
そして、自分でさらに比較する材料をつくって自分の首を絞めた。(笑)
当時を振り返っても、あの劣等感はかなりなもので本当に凄まじかった。
たまに、両親が留守の日はホっと一息ついた。


だから砂は、何かあっても家でまもとに相談をしたことがない。
人生の節目になった出来事は、誰にも打ち明けずに凌いだよ。



今も、劣等感は強く心の中にある。
大人になってからも、母は聞こえるようつぶやいたもんだ...
少し前は、もっぱら"○○さん家は内孫が三人いる"とか、
"誰々の奥さんは可愛い"とか、うちの家は途絶えるとか、先祖に申し訳ないとか。
そう嘆くように毒づかれると、返す言葉もない...


山女


かくいう母親は、戦犯の子と虐められて育った人だ。


辛い体験をすると、人は二種類の人間に分かれると思う。
一つは、自己防衛から批判ばかりする排他主義になり、
もう一つは、そんな排他主義を憎んで人間嫌いとなる。


そんなこんなで...
人一倍自分自身の駄目さ、弱さ、醜さ、汚さは誰より知ってるし、
語気こそ荒げないが、誰よりも猜疑心が強く、緻密に考えて本心を見せない。
それが、今の野良猫みたいな自分の正体なんだと思う。


それに、"頭ごなし"の物言いや"主観"で物事を決めてかかる奴らが嫌いで、
肩書き権力には執拗に反発し追い詰める。だから出世しなかったの?(爆)



砂みたいなバカにつける薬はないし、バカは死ななきゃ治らないな。
よくグレなかったもんだと思う。 いや、立派にグレてるか?(笑)
さて、今年の花の日は何を贈ろうか...♪













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Last updated  2012.04.23 22:15:38
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