カテゴリ:砂的博物誌
今日、四月二十四日は植物学の日だそうだ。 今朝、エンジンをかけたらカーナビが教えてくれた。(笑) 三葉躑躅(みつばつつじ)は、関東から近畿東部の太平洋側にだけ分布する固有種。 秋に葉は色づき、冬に葉を落とす野生の躑躅だ。 おもに、山の尾根の傾斜やゴツゴツした岩場、木漏れ日が届く雑木林で見られ、 故郷の熊野地方では、山桜のあとに山裾を紅紫に染めあげる様子が美しい。 「躑躅」という漢字も知らないと読めないし、書くことはできないね。(笑) 西日本を中心に、各地に変種が存在して葉を落とす以外にもそれぞれ特徴を持つ。 学名はRhododendron dilatatum。ツツジ科 ツツジ属だから躑躅には違いないけど、 三葉躑躅の名前の由来は、葉が花後の枝先に三枚つくことによる。 近年、愛好家と称する連中の不法採取によって野生の三葉躑躅は激減している。 "花はそこに咲いてこそ美しい" そのことを理解して欲しい... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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