カテゴリ:砂的博物誌
茱萸という漢字も、読めないし書けないね。 茱萸(ぐみ)といっても種類は多く、一言では片づけられない。 国内だけでも、秋茱萸(あきぐみ)、蔓茱萸(つるぐみ)、唐茱萸(とうぐみ)、 夏茱萸(なつぐみ)、苗代茱萸(なわしろぐみ)、吃驚茱萸(びっくりぐみ)、 斑入茱萸(ふいりぐみ)、細茱萸(ほそぐみ)、丸葉茱萸(まるぐみ)と色々ある。 さくら組、ひまわり組、大林組、熊谷組と、ここらでギャグを入れようと思ったけど、 今日のところは勘弁しといてやる...(笑) さて、この画像は秋茱萸(あきぐみ)で、日本各地に見られるほか、 朝鮮半島や中国の沿岸部にも生育して、極東の野生種の代表品種だと思う。 学名をElaeagnus umbellata、英名ではAutumn oliveという。(←まんまだ) 秋茱萸は日当たりを好み、普通に山野に生育してはいるけど、 気のせいか、この辺りの地域では海沿いでよく見かけるように思う。 このことからも、本来は海浜性の植物だったことが窺える。 事実、北海道から静岡の太平洋岸だけに生息する夏茱萸は、 沿岸部付近だけに見られる品種で、オマケに日本固有種の茱萸だ。 樹高は2~3mで、葉の裏は銀白色の鱗毛に被われていて、 5月から6月頃にかけてクリーム色の小花を見られる。 実は、9月初旬から10月下旬にかけて赤く熟して、 食べられるんだけど、個人的には美味しいとは思わない。 (味覚には個人差があります...笑) それにしても、今夜はちょっと寒すぎないかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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