カテゴリ:砂的博物誌
長いと思っていても、人生はやはり短いもので、 藤の花に思い知らされた。あれほど咲き誇っても、 それは、まるで一夜の夢のように儚い。 訳すほどの歌じゃないし、それになんか、辞世の歌みたいだな...(笑) むらさきぐさ、さのかたのはな、まつみぐさ、まつなぐさ、 ふたきぐさなどと、万葉時代から愛され続けた藤には別名が多く、 そのほか、藤棚や藤浪(ふじなみ)というのも和歌によく見られる。 さてさて、藤(ふじ)は日本固有の植物だそうだ。 大阪福島区野田に因んで、牧野富太郎が名づけた代表品種の藤(野田藤)も、 山野に咲く山藤も日本固有種の花で、そのほか中国には支那藤(しなふじ)、 欧米では亜米利加藤(あめりかふじ)などが存在する。 以前、砂の部下だった高知出身の課長は、藤の若葉をお茶にすると、 美味しくて健康にイイといっていたけど、未だに試していない。 明日の土曜と、日曜日は、天気がイイようだから洗濯しないとね... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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