テーマ:詩&物語の或る風景(1048)
カテゴリ:砂的博物誌
「とばっちり」とは、「とばちり」の音変化で元々は飛び散った水をいい、 そばにいたために災難を受けること。巻き添えは類語だ。 "夫婦喧嘩は犬も食わない"というが、ときにとばっちりを食うことがある。 徒歩10分ぐらいの港湾の防波堤に、カラスが羽根を休めていた。 よく見かけるカラスで、たぶんお気に入りの場所なんだと思う。 カラスが飛んでくる少し前から、別の防波堤に揉めている男女がいた。 男女といっても人ではなく、アオサギのカップル?だ。 ファインダーの右にカラスを捉え、そんなアオサギのことは忘れていた。 多分、最初は気にしていたカラスも、アオサギのことは忘れていただろう... 賢いカラスだって、休憩中は案外ボ~っとしてまどろんでいる。(笑) 砂は、そんなボ~っと海を眺めているカラスを撮ろうしていた。 災いは、油断しているときや忘れた頃にやってくるもの... ファインダーの中に防波堤の下からアオサギが飛び出してきた。 驚いて咄嗟に、シャッターを押していたみたいだ。 砂も驚いたけど、カラスの方はもっと驚いたんだろう... いや、油断してボ~っとしていたカラスは想像以上に驚いていた。 モニターを確認して、たじろいで固まるカラスに笑った...(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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