カテゴリ:砂的博物誌
金曜の夜、突然どうしても逢いたくなった。 思いが募って眠れず、土曜日は朝早くからデートに向う。 興奮を抑えつつ、高速道路のひたすら走った... ん~? blogタイトルで、何を期待してた?(笑) 天気がイイとなると、じっとしてらんなくて... とにかく、早くから家を出て、海にも行ったし山にも登った。 日差しが真夏みたいに強くて、迷彩色のカーゴパンツにTシャツ。 こんな服装だから、日焼けして首筋とか腕とか真っ赤になった。 まず、最初のデートのお相手は... 砂浜に寝そべっている、キュートな浜防風(はまぼうふう)の花。 昨年は、時期が悪くてフラれてしまったけど、今年はモノにした♪ 少し地味な感じなのに、眩しい太陽の下では大胆に咲いていた。 浜防風は、被子植物のセリ科 ハマボウフウ属の海浜性植物で、 カムチャッカより南で、北海道から南西諸島の海岸の砂浜に自生する。 山菜として食用にもなり、また漢方薬にも利用される。 かつは、日本各地に見られたけど、今では自生地が激減した。 福島県ではレッドデータブック絶滅危惧II類に記載される。 海岸線の護岸や無秩序な採取が原因で、絶滅に瀕している。 草丈が低いから、撮影には本当に苦労する。 浜防風を撮影するには、技術よりも自分を棄てる勇気が必要となる。 好天で人の多い砂浜に這いつくばって、ほぼ変態扱いされてただろう...(笑) とにかく、上になったり下になったりして、夢中になっていたよ。(変態?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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