648948 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ないものねだり

ないものねだり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2012.05.20
XML
カテゴリ:砂的博物誌


砂浜には、砂以外に何もないワケじゃない。
強い日差しと、乾燥と潮風に晒される浜辺にだって、
逞しく生きる植物がいる...



弘法麦01.jpg

(弘法麦 砂浮琴)

弘法麦(こうぼうむぎ)は、そんな砂浜に自生する多年草。
弘法麦は、海辺の砂丘や砂浜に地下茎を伸ばし、疎らな群落をつくる。
葉の表面は滑らかで肉厚で、縁には細かいギザギザがある。


弘法麦は、別名で筆草(ふでぐさ)とも呼ばれたりする。
和名の由来は、古くなった葉の繊維を大昔に筆の代用に使ったため、
いずれの呼び名も、書の名人空海(弘法大師)に因んだようだ。


砂浜の砂は、風による移動が激しいけれど、
砂がある程度安定すると、こうした植物が生きる環境が整う。
海浜性植物の中で、弘法麦は最前線で生きている植物の一つだ。



環境が保たれ、生態系が豊かな海は人にとっても幸せな空間。
希少植物が、こうして生き長らえている海は本当に気持ちいい♪
海に別れを告げ、次は山のデートへと続く...














お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.05.20 22:13:21
コメント(8) | コメントを書く
[砂的博物誌] カテゴリの最新記事


PR

Profile

砂浮琴

砂浮琴

Calendar

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X