カテゴリ:砂的博物誌
この莢?(がまずみ)も、まず読めないし書けない漢字だと思う。 莢?は、ほぼ日本全土に自生するスイカズラ科 ガマズミ属の落葉低木で、 どちらかというと、内陸山間部で湿り気が多い土壌を好むようだ。 地方によっては、別名でヨソゾメ、ヨツズミ、ヨウゾメ、ソゾメとも呼ばれ、 「ずみ」=「染め」の意もあり、古くは染料にも関係していたかも知れないね。 5月から6月が開花期だそうで、この地でも山の中で咲きはじめている。 白く小さな花をたくさんつけて、晩夏から秋にかけて3ミリぐらいの果実をつける。 果実は赤く熟して、晩秋の頃に表面に粉をふいた頃が美味しいらしい。 果実は良質のリンゴ酸を多く含み、健胃、疲労回復、食欲増進に効くそうで、 薬用酒や果実酒にするとイイらしい。 参考のため、果実酒のつくり方を調べておいた♪ 熟した果実を収穫して水でよく洗い、広口の瓶に約3分の1ほど果実を入れ、 グラニュー糖(適量)を加え、35度のホワイトリカーを瓶一杯に注いで、 冷暗所でそっと2ヶ月保管し、果実は半年ぐらいで引き上げるそうだ。 莢?の果実酒は、見た目も鮮やかで美味しいらしいけど、 恐らく、先に鳥たちに食べられてしまうから、砂の口には入らない。 微妙に古い漢字を使うときなんかは、いつも本文を書く前に、 ときどき表示できる、先にかタイトルに入れてみたりして確認するんだ。 昨夜は、2時頃にblog書きはじめたら楽天がメンテになっていて、 タイトルだけで放置プレイをしてしまった。(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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