テーマ:"あすの日本を考える"(493)
カテゴリ:だから歴史は面白い...
さてさて、魏志倭人伝には邪馬台国のほか、同じ倭の地域にあった対海国、 一大国、末廬国、伊都国、奴国、不彌国、投馬国に関しても詳しい記述がある。 その他に、倭地には斯馬国、百支国、伊邪国、都支国、彌奴国、 好古都国、不呼国、 姐奴国、對蘇国、蘇奴国、 呼邑国、華奴蘇奴国、鬼国、爲吾国、鬼奴国、邪馬国、 躬臣国、巴利国、支惟国、烏奴国があり、邪馬台国はこれら20余りの国は支配したけど、 日本列島を全部支配下に置いていたワケではなかった。 そして、邪馬台国の支配領域の外にも大小の国が複数存在していたんだ。 例えば、女王国から海を渡って東へ千里の地点にも倭の他の国があり、 その先に侏儒国、裸国、黒齒国があったことが魏志倭人伝から読み取れるそうだ。 そして、邪馬台国のすぐ南には男王卑弥弓呼が治める狗奴国という国があって、 女王国とはかなり仲が悪く、常に戦争を繰り返していたという。 そんな邪馬台国と対立した狗奴国を熊本だとする説がある。 熊本(球磨)の勢力だと仮定すれば、狗奴国の官 狗古知卑狗が、 あの菊池彦(きくちひこ)の音訳だとも考えられるそうだ。 確かに、菊池という姓は九州でよく聞くし、熊本辺りには多い名前だね...♪ ところで... 今日の写真は烏瓜(からすうり)の花。 烏瓜は、日本と中国が原産のウリ科の植物で、別名で玉章(たまずさ)と呼ばれる通り、 夜だけ開く怪しい花と、朱色の果実とで知られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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