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ないものねだり

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2012.11.20
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カテゴリ:砂的博物誌


里山.jpg

(色づく里山 砂浮琴撮影)

春には山桜が咲き誇り、初夏には三葉躑躅や辛夷が彩った里山を、
黄金色と朱色に染めあげて、秋が季節を誇示している。


間もなく、落葉樹は葉を落として眠りに就き、夏は緑に隠されていた山の稜線が、
枯れ色になぞられて姿を現すだろう。


世間の人様には、ありふれた田舎の山の風景にしか見えないだろうけど、
砂にとっては、いつもワクワクさせてくれるワンダーなおもちゃ箱


とはいえ、虫嫌いの砂浮琴にとっての森はちょっとした絶叫アトラクション。(笑)
従って、だけは、安心して森歩きを楽しむ季節なのだ。


日曜の午後は、ちょいと散策した森の中で鹿の親子と出会った。
鹿は、敷き詰められた新しい木の葉の絨毯を踏みしめ餌を探していた。
この神域の森は鳥獣の楽園だから、鹿も兎も狸もあまり人を恐れない。
恐れないというより、やや舐めている気もする...(笑)


科学がどれほど進歩しても、自然は人の思惑になんか目もくれず時を刻み、
生きとし生けるものすべてを実行支配し続ける。



山は季節に色づき、部下のエリカとR子は合コンXmasにと色気づき、
砂はというと、そろそろ年の瀬の支払い請求書に色めき立つ季節。
旗色は悪い...(苦)












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Last updated  2012.11.20 15:32:47
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