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ないものねだり

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2012.12.20
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カテゴリ:砂的つぶやき




日本と同様に、内外の難しい政局の中で韓国に女性大統領が誕生した。
女性が社会進出して、国の指導者にまでなることは素晴らしい。
かつて、英国や帝政ロシアは女性が王座に就くと、国は一層輝いた。


先日、衆院選では自民党が圧勝し、安倍政権が発足する見込みとなると、
韓国は、官民こぞって日本に対して、"懸念"という文字を用いた。
相互に山のように、多くの問題を抱えた当事国同士だから当然の反応だろう。


わずか、数%の支持を争った、激しい選挙戦に勝った朴槿恵新大統領は、
1979年に暗殺された、朴正煕(パク・チョンヒ)大統領の娘だそうだ。


朴正煕は、1961年に5.16クーデターで国家再建最高会議議長に就任。
1963年に大統領となり、韓国内では民主化運動の弾圧で広く記憶されるが、
同時に、日韓基本条約を締結し、関係を正常化した親日家とも認識される。


父親の遺功が、常に子供の有利に働くとは限らない...
朴槿恵は、保守派セヌリ党内でも父親以上に聡明な政治家だ。
けれども、反日が共感を呼び、親日が反感を買う韓国事情では、
父親のビッグネームは、むしろ"大逆風"でしかなかっただろう。


そんな朴槿恵が、激戦の末に対立候補を制して新大統領となる。
期待を一心に受け、大統領となったからには、親日汚名でしかない。
内憂は、財閥問題や色々あるけど、外患は反日政策のみだ。


新大統領には、あまり多くの選択肢はない。
就任後は、政権運営のために国内世論の求めに応じて進むしかない。
新大統領は、"親日のレッテル"を貼られないよう必死になり、
反日攻勢を、さらに過激に進める必要に迫られると思う。


従来の政権と違い、安倍総理は覚悟を決めて対応すると思うが、
外交というものは、砲弾が飛び交わないテーブルの上の戦争だ。
両国とも国益がかかるのだから、一方的に折れる必要はない。


今まで、日本は、散々脅しに屈して頭を下げ、金をむしり取られ続けてきた。
そんな、志の低い土下座外交にはうんざりだ。


何かといえば、「正しい歴史認識を求める!」と叫んでは日の丸を燃やし、
唾を吐くのが韓国のお国柄なのだから、氷の相互関係は永久的に続く。
それぐらい覚悟して、互いに精一杯の議論を尽くして欲しい。


近頃、ときどき「北風と太陽」という童話を思い出す。
両国関係では常に柔軟な思考に努め、平和的に実益を求めた人だった、
あの金大中大統領の時代が懐かしいね。



砂浮琴には、韓国人の知人は少なくないし、親韓でも反韓でもない。
だけど、日本の政権担い手と外交官に対して、一つだけ心から願うことがある。
勝敗を問う以前に、たとえどんな強国を相手にしたとしても一貫して、
後の世に、自国の子供らが恥じるような、トホホな外交は避けて欲しい。











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Last updated  2012.12.20 13:28:30
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