カテゴリ:砂的つぶやき
今日は冬至だね。
冬至日は、磨羯宮(まかつきゅう)の最初の日であり、 磨羯とは、古代インドの神話に登場する魔物に由来して、 暗闇の海から出現するという怪魚マカラの日でもある。 偶然にも、南米エクアドルの都市名はマカラだったね。 磨羯宮は、占星術の黄道十二宮十番目で、山羊座の期間のはじまり。 この期間は、太陽が黄経270度から300度までの領域を占め、 暦の上では、ちょうど冬至から大寒までに相当する。 磨羯宮は、平安の陰陽師にも登場し、宿曜道の用語の一つで、 四大元素の「土」に関係して金牛宮、処女宮と共に「大地」を表す。 仏教とも関係が深く、密教の至宝の如意宝珠は竜の脳か、 または摩竭魚から採れるとされ、毒や汚れを消し、濁水を浄化する。 法華経には、仏法を護る神、八大竜王として祀られる。 ともあれ、冬至は古来"不吉"とされる闇の磨羯宮の一日目。 暦便覧では「日南の限りを行て、日の短きの至りなれば也」とあるように、 北半球で太陽の南中高度が最低となって、一年で一番夜が長くなる日だね。 冬至のこの日は、各地で南瓜を食べて無病息災や金運を祈り、 柚子湯に入って、厄災から逃れ、無病息災を祈る習慣がある。 2012年の今年は、 12月21日の今日が冬至日となる。 今宵は、いつものバスロマンはやめて柚子にすっかなァ...(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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