カテゴリ:食べ物あれこれ
一応、今朝は6時半に起きて粥を食べた。 ただし、レトルトの白粥だし、中身は味つけ海苔とほうれん草だけだから、 七草粥でもなんでもありゃしない...(笑)
七草粥には、邪気を払い万病を除くという呪術的な一面だけではなく、 青物の収穫が困難な冬に、栄養を補うという実利もあった。 正月明けに粥を食べる習慣は、奈良時代にはすでにあったそうだけど、 七種類なかったり、雑穀類だったりと、当時は一貫性や規則性が見られず、 七草として確定したのは、平安時代の半ば頃からのようだ。 原点の一つは、"子の日の遊び"や"若菜摘み"という古来の風習で、 雪の間から、勢いよく芽吹く若芽を尊んで摘みとったらしい。 もう一つの原点は、四世紀頃の中国の"七種菜羹"という行事。 古代中国では、一月七日を"人日"といって人を処刑しない日とし、 汁物に、七種の野菜を入れて食べ、その年の無病を祈ったといわれる。 こうした、古代日本と古代中国の習慣がジョイントして、七草粥ができたんだね。 さてさて、実は一昨日のblogで七草粥に触れたけど、 七草粥は、今日七日の行事だからちょっとフライングだったな~(恥) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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