カテゴリ:砂的つぶやき
今朝は、母をかかりつけの医院にへ連れて行く日だった。
朝食の片づけをし、母は出かける用意をして、 父親は離れで、寝ているやら起きているやら。 そこへ電話が鳴ったので出た。 伯母からだった。 御歳90才になる伯母は、とにかく話が長~い。 しかも、家名というキーワードが出るともうダメ。 話は決まって祖先の話にまで遡る。 最初はよかった。 母の体調を気遣ってくださる。 しかし、雲行きが怪しくなってきた… 伯母:「嫁いだ身で、御本家にとやかく云えんけど...」 はじまった。 伯母:「うちが気になるんは、家名が絶えることや」 伯母:「そもそも...」 「そもそも」ときた~っ! そのあと、伯母の口から発するのは、 年表か"大河ドラマ"でしか耳にしない話だらけ。 秀郷流武家藤原氏、義清公(のちの西行)だの、 従五位、土佐刑部卿、尊氏公、義昭公、信雄公、 忌々しい三成(←ココだけ呼び捨て?) 、 大坂冬の陣(夏はどうしたホレ?)・・・(耳タコ...) 受話器を遠くへ離す。 たまに「コレ!聞いてんの?」と、ツッコミが入り、 更にあれやこれやと。 「なっ! だから気懸かりで死ねんのよ」だと。(生きよ!) こうして、伯母のお話と説教は約二時間に及んだ。 老いたとはいえ、あっぱれ!伯母はまだまだ呆けないと確信。 あまりにも疲れたので、母の通院は明日に日延べとなった。 あぁ、裏庭の柿がだいぶ色づいてきたなぁ~♪(逃避願望?) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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