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ないものねだり

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2015.10.02
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カテゴリ:砂的つぶやき
今朝は、母をかかりつけの医院にへ連れて行く日だった。
朝食の片づけをし、母は出かける用意をして、
父親は離れで、寝ているやら起きているやら。

そこへ電話が鳴ったので出た。
伯母からだった。

御歳90才になる伯母は、とにかく話が長~い。
しかも、家名というキーワードが出るともうダメ。
話は決まって祖先の話にまで遡る。

最初はよかった。
母の体調を気遣ってくださる。
しかし、雲行きが怪しくなってきた…

伯母:「嫁いだ身で、御本家にとやかく云えんけど...」

はじまった。

伯母:「うちが気になるんは、家名が絶えることや」
伯母:「そもそも...」
「そもそも」ときた~っ!

そのあと、伯母の口から発するのは、
年表か"大河ドラマ"でしか耳にしない話だらけ。

秀郷流武家藤原氏、義清公(のちの西行)だの、
従五位、土佐刑部卿、尊氏公、義昭公、信雄公、
忌々しい三成(←ココだけ呼び捨て?) 、
大坂冬の陣(夏はどうしたホレ?)・・・(耳タコ...)

受話器を遠くへ離す。

たまに「コレ!聞いてんの?」と、ツッコミが入り、
更にあれやこれやと。

「なっ! だから気懸かりで死ねんのよ」だと。(生きよ!)

こうして、伯母のお話と説教は約二時間に及んだ。
老いたとはいえ、あっぱれ!伯母はまだまだ呆けないと確信。
あまりにも疲れたので、母の通院は明日に日延べとなった。


あぁ、裏庭の柿がだいぶ色づいてきたなぁ~♪(逃避願望?)









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Last updated  2015.10.02 21:32:51
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