000000 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ないものねだり

ないものねだり

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2015.10.21
XML
DSCN1777.jpg

  照る月を 弓張りとしも いふことは 山辺をさして いればなりけり(凡河内躬恒)

この歌にある弓張りは、上弦の月を指す。
上弦の月とは、一般に新月から七日目の月を表し、
目には半月として見えるらしい。

七日目を重視すれば、昨夜の月が条件に合うが、
微妙に半月には満たないように見えた。

DSCN1748.jpg

上の写真の月が、昨夜20日の20:00頃に撮影したもの。

DSCN1766.jpg

そして、今夜の月を17:30分頃に撮影したもの。

月は、時計回りに回転しながら西へ移動するので、
欠けた部分の角度が違うのは許して欲しい。
月のの違いも、大気と位置関係によるものだ。

しかし、月のに注目して欲しい。
よく見ると昨夜の月は、半月より微妙に欠けていたのに対し、
今夜の月は、逆に半月より膨らんで見えるではないか。

さて、困った...。

半月が、上弦の月とするなら、どちらも微妙に違うのだ。

しかし、月齢を基準にすれば、昨夜と今夜の昇りはじめが、
上弦の月の条件範囲に該当する。

ある人によれば、三日月よりあとの月なら、
どれでも上弦でイイじゃないかという。

何ということだ...

現代より遥か昔に、上弦の月と名づけたり、
和歌を詠んだりした都人は、凄いとは思ったが、
和歌で確認する限り、基準がいい加減だったことも窺える。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2015.10.21 21:44:10
コメント(14) | コメントを書く
[理屈っぽい時間・・・] カテゴリの最新記事


PR

Profile

砂浮琴

砂浮琴

Calendar

Headline News

Keyword Search

▼キーワード検索

Freepage List


© Rakuten Group, Inc.
X