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カテゴリ:歴史よもやま話
古来、後の月見といわれる十三夜の月。
熱は高いようだったが、どうしても気になって眠れず、 真夜中に布団から這い出て月を観た。 ☆クリックすると写真は拡大する この和歌は、勅撰集にある太宰大弐(大宰府長官)長実によるもので、 顕季卿家の十三夜の宴で詠んだと記録されている。 平安の頃、十三夜の月見は後の月見といわれ、 中秋の十五夜と翌月十三夜の両方を愛でることを風流とし、 片方だけは片見月といい、縁起が悪いともされた。 都人は、十五夜は須々木(すすき)を、翌月の十三夜には、 菊を花として飾り、月見の宴を楽しんだという。 25日夜、十三夜を見逃してしまった方々はラッキーだ。 今ここで、月見をすれば、片見月にはならないのだ。 月より、こじらせた風邪を治すべきだな... お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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