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ないものねだり

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2015.10.25
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カテゴリ:歴史よもやま話
古来、後の月見といわれる十三夜の月。
熱は高いようだったが、どうしても気になって眠れず、
真夜中に布団から這い出て月を観た。    ☆クリックすると写真は拡大する
DSCN1844.jpg
くまもなき 鏡と見ゆる 月影に 心うつらぬ 人はあらじな (藤原長実)

この和歌は、勅撰集にある太宰大弐(大宰府長官)長実によるもので、
顕季卿家の十三夜の宴で詠んだと記録されている。

平安の頃、十三夜の月見は後の月見といわれ、
中秋の十五夜と翌月十三夜の両方を愛でることを風流とし、
片方だけは片見月といい、縁起が悪いともされた。

都人は、十五夜は須々木(すすき)を、翌月の十三夜には、
菊を花として飾り、月見の宴を楽しんだという。

25日夜、十三夜を見逃してしまった方々はラッキーだ。
今ここで、月見をすれば、片見月にはならないのだ。



月より、こじらせた風邪を治すべきだな...








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Last updated  2015.10.26 03:37:49
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