テーマ:オトコの手料理(3267)
カテゴリ:食べ物あれこれ
冷蔵庫で、ちょうど一晩寝かせた鰆(さわら)。 手にとってみて、土壇場で焼くか蒸すか悩んだ。 幽庵焼きとなると、当然、焼くのが普通だけれど、 蒸したらどうなるかと、探究心が脳裏をよぎる。 それに、鰆だけだと夕飯として寂しい。 冷蔵庫には、鶏肉と葱があった。 鶏肉と葱を、つくねに仕立てて焼いたら焼き物が二品。 ならば、鰆は蒸す? それでは幽庵焼きではなく、幽庵蒸しではないか。 昨日のblogの予告は、もはや無視? ならば、どうする? 心の中で、そんな葛藤を二度三度。 そして、鰆は蒸すことと決めた。 蒸すなら、鰆の身の柔らかさが、際立つ低温調理が面白い。 鰆をシーリング袋に入れて、大きめの鍋を用意。 湯の温度は、50~70℃の一定に保ちつつ、 鰆にゆっくり熱を入れると、ふっくら仕上がるのだ。 この調理法は、加熱で硬くなりやすい魚に向くので、 サーモンなどで試すことをおススメする。 その間に、つくねの残りで鶏肉の肉団子を作ってみた。 鶏肉はボリュームに欠けるので、調理中にゴマ油をまぶし、 最後に、鰆の漬け汁の残りを強火でジュジュ~っと絡めた。 箸で触れると、崩れるほど柔らかにできた幽庵蒸しは美味♪ 鶏つくねの塩焼き、それに鶏肉団子も美味とのこと。 術後間もないので、酒は勿論、繊維質も御法度。 作った本人が、おかゆと鰆しか食えないとは不条理だなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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