カテゴリ:ドンとこいDIY
早朝6時、空は鉛色だったが風はなかった。
いよいよ、本体を設置しておいた土台基礎まで移動し、 連結するときがやってきた。 私は、DIYはすべて自力でやるものだという、 妙に偏屈な哲学を持っている。 DIYは、いわば己の限界との闘いなのだ。 あの羽生結弦も、Fleeで史上初の216.07点をマークして、 Short Programと合算で322.40点の世界新記録で優勝し、 見事にFinal進出を決めたではないか!(論点が違う?...笑) 移動方法は、何度も図に描いて検討し、 手順のイメージ・トレーニングも繰り返した。 ☆写真をクリックすると拡大♪ とにかく、本体を慎重に移動させ土台基礎に連結させるのだ。 先ず、愛車とBikeを退避させ、頑丈な台車を四つ用意して待機。 本体を、クルマ用の油圧2tジャッキで片側ずつジャッキアップし、 四隅を台車に載せた。 あらかじめ、植木とカーポートの柱にロープを渡して縛っておき、 万一、移動作業中に台車が道路に向かって"暴走"したときに備えた。 こうして慎重に作業を進めたが、意外に難なく移動できた。 けれど、最大の難関は連結のために本体を持ち上げる作業だ。 本体を台車に載せたまま、ゆっくりジャッキアップしながら、 板切れやブロックで少しずつ台車を嵩上げし、高さを調整した。 次に、本体が連結位置に正確に到達できたかを計測。 水平を保つよう、水準器で確認しながらの作業だった。 本体の軸受け部に、土台基礎の凸部をピンポイントで合わせ、 注意しながら、1mmずつジャッキを下げて連結完了。 四隅とも1mmの狂いもなく、軸受け部にピッタリ収まった。 本体の床の主梁が、土台基礎のフレームに載るので強度も完璧だ。 5時間かけて、無事に連結作業を終えた。 必要に迫られると、人間は新しいアイディアを生む。 仕事でもそうだが、結果に関係なく、挑戦すれば必ず進歩はある。 ときに、自分でハードルを高くすることは大事だね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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