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カテゴリ:がん活動
みなさまこんにちは。
今日は、長女の(中間テスト後の)個人面談だったのですが、面談に行く前に、議員会館へいって、(時間がなかったので、今回のがん対策法案でお世話になった事務所数箇所だけに)ご挨拶をしてきました。 こういうお礼のご挨拶って、とてもいいですね。 とても明るく、楽しい気持ちでした。 じつは渡米直前の5月26日、自民党のがん議連『患者中心のがん医療を推進する議員の会』の先生方から、患者会の皆さんへ説明がしたい、ということで、がん対策法の与党案についての、説明の懇談会があったのです。 私としては、どうして、公明案、民主案の後に出てきた与党案があれなのだ、と、かなり憤りがあったので、要望書を示して生意気な発言をしておきました。 そのときは、いつも温和な尾辻前大臣が、少々ご立腹のように見受けました。 でも、このブログでも、(尻切れトンボ状態ですが)比較したように、与党案は、いくら基本法とはいえ、かなりお粗末でしたよね。 あんなものでもないよりましだから、どうもありがとうございます、とは、とても言う気になれなかったのです。 あれだけ良くしてくださった尾辻前大臣には、非常に心苦しかったのですが・・・生意気を吼えてきました・・・(;^。^A ただ、私自身、とても消耗してしまったので、そのことについて書く気力もなくなってしまったし、与党案と民主案の比較検討も、なんだかむなしくて、気力が湧かなくなってしまったのです。 渡米の準備(患者会の資料だのなんだのの作成など)もありましたし・・・・。 JCPC山崎さんも、こんな大事な局面に日本を離れなければならないことを、とても悔しがっていました。 私も、何でこんなタイミングなんだろう・・・と思いましたが、あちらへ行ってしまったら、盛りだくさんの内容についていくのに必死で、そして、たくさんの出会いがあって、まあ、がん対策法は帰国後に仕切りなおしてがんばろう・・・という気持ちに切り替わってしまっていました。 日本では、日本に残った仲間が、あの手この手で奮闘してくれていました。 私の所属する患者会の会長は、各方面にお願いして、衆議院の厚生労働委員会の委員長への面会も果たしていました。 ほかの患者会の方も、FAXしたり委員会を傍聴したり、出来ることをしっかりと抜かりなくやってくださいました。 そういう、たくさんの努力により、その心意気に感じた、心ある政治家が、動いてくれたのです。 帰国してみたら、びっくりしました。 国会で審議したら、紛糾して時間切れになるから、審議しないで成立させる見通しだと聞かされていた、あの『がん対策基本法』が、与野党が本気で交渉し、見違えるほどよい法案になっていたのですから。 今日は、与党案、民主案とも取り下げられ、与野党合意案が提出されましたよね。 がん登録は入れられなかったけれど、とても身のある、いい法案になったと思って、私は、涙がでるほどうれしかったです。 もうすぐ一周忌の佐藤均さんの墓前にもお供えできる、立派な法案になったと思います。 もちろん、注文をつけるところがないわけではありませんが、基本法としては、とても満足のいく、とても心のある、いい法案になっていると思います。 だらだら先延ばしにするのでもなく、限られた時間の中で、良いものを作り出す・・・。 この結果に、私はとても満足しています。 今日は、そんなわけで、時間が1時間半しかなかったのですが、どうしてもお礼の言いたかった議員の先生方のお部屋にご挨拶に行ってきました。 自民党の鴨下一郎議員、尾辻秀久議員、岸田文雄議員、民主党の山本孝史議員、仙谷由人議員・・・。 今回のがん対策基本法案の再提出(という言い方でいいのでしょうか?)の様子については、衆議院のホームページで見ることができます。 私はとても傍聴したかったのですが、娘の個人面談でしたので、泣く泣く永田町を後にしました。(保護者会だったらサボってしまいましたが、個人面談でしたからサボりようがありませんでした) この、厚生労働委員会の様子、皆さんぜひご覧ください。 ちょっとしたアクシデント(自民党富岡勉議員のあたり)もあり、なかなか面白いですよ。 なお、この基本法案は、フリーページにアップしてありますから、みなさまどうぞご覧くださいませ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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2006年06月09日 19時11分21秒
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