|
テーマ:癌(3550)
カテゴリ:がん活動
みなさまこんばんは
今日は、先ほどの日記でもお知らせしたように、日本の最大の乳がん患者会『あけぼの会』の『秋の大会』に、参加してきました。 がん対策推進協議会の委員としてご一緒した副会長のTさんが、招待状を送ってくださったので、これは行かねば・・・と、出席してきました。 出席してわかったのは、あけぼの会が、とても患者さんや会員さん思いの会である・・・ということと、カリスマとして有名なワット会長が、やはり、カリスマたる所以のある方である・・・・ということでした。 まず、会場の受付のロビーのところには、水着や下着の展示即売会が行われており、ワコールをはじめ、数社が出展していました。 ロビーの奥の廊下の突き当たりの小部屋では、試着コーナーもあり、水着の準備に気後れのある乳房切除後の患者さんにとって、とてもありがたい企画なのでは、と、入り口から感心してしまいました。 ここに参加する患者さんは、みんな同じ病気を体験し、同じ悩みを共有している人たち・・・。 普段の生活では孤独に感じることがあったとしても、今日のこの大会に来ている人は、みんな同じ体験を持つ仲間です。 下着やパットの展示即売のコーナーで、そういう品物を手にとって見ることに、違和感もないことと思います。 また、私のような部外者や、スポンサー企業の男性など、患者さん本人でない人も一部参加していますが、そうであっても、乳がんに対し理解のある人だけですから。 独特の明るい一体感に、圧倒されました。 あけぼの会は、数ある乳がん患者会の中でも、老舗中の老舗です。 会員数も、4~5000人と、とても大きな会です。 『私のカルテ』や、乳がん体験者スタッフによる電話相談、乳がん検診啓発のための母の日キャンペーン、東京タワーのライトアップなど、数々の実のある取り組みを実践している患者会です。 すごいなぁ~~~ と、今日は改めて、小さな患者会の事務局長である私は、素直に感動してしまいました。 私があけぼの会の会長さんのワット隆子さんの領域に達するには、少なくともあと20年(もっと?)がんばらないと・・・・。 招待講演の『オーストラリアの乳がん事情』のリンさんのお話は、とても勉強になり、また、共感しました。 問題が忘れられないように、常に話題に乗せること、関心を喚起するための取り組みの数々や、オーストラリア政府がん対策委員会のメンバーとしての取り組みや、そういう委員会に参加する人材を輩出するための取り組みなど、日本でも取り組まなければならないことの実践ばかりで、とても参考になりました。 このような勉強の機会を与えてくださったあけぼの会副会長T様、ありがとうございました~ ↑参加者全員に配られるおみやげ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007年10月07日 22時31分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[がん活動] カテゴリの最新記事
|