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テーマ:癌(3547)
カテゴリ:私の願い
こんにちは。
私の所属する患者会で、21日の日曜日にイベントがあり、島根に行ってきました。 好天に恵まれて、会場の規模にちょうど良い程度のお客様が入り、よい雰囲気でイベントは終わりました。 翌日は、うちのNPOの理事長の好意で、出雲大社と灯台を観光させてもらってから帰路につきました。 そうそう、おみくじをひいたのですが、「第一番」というのをひきました。 出雲大社のおみくじには、いわゆる大吉とか小吉というのがありませんが、「第一番」には、とにかく『良い』ということばかり書いてあったので、これはすご~い!という感じでした。 ちなみに、今年の3月に川崎大師でひいたおみくじも「第一番」で、そちらには大吉と書いてありました。なんか、今年はすごい運命の年であるみたいですが…。自分としては、割と淡々とした一年であるような印象です。 さて…。 そんな、ほっこりした雰囲気で今週は始まったのですが…。 その翌日、ちょっとショックなことが…。 今年大学1年になった長女が、高校2年、3年と担任を持ってもらった先生が、今は次女の部活の顧問をされていたのですが…。 その先生が、来週から、手術のため入院されることに…。 その先生は、生徒たちからの愛称が「げっちゃん」。大ベテランで、今年の3月に定年を迎えられ、今は、担任を持たずに比較的ゆったりと勤務されていました。 長女たちの受験の時の担任ですから、いろいろとご心労もあったと思いますが、4月以降は、私が次女の保護者会などで学校に行ったときには、「お姉ちゃんは元気ですか?」なんてニコニコと声をかけてくださり、この前の9月に学園祭でお目にかかった時も、別段変わったご様子ではなかったのですが…。 手術で、しばらくは学校に来られない… と聞くと、私の場合はすごく胸がざわざわします。 比較的簡単な手術で済む場合は、近頃は、1週間程度で職場に復帰されることが多いので、しばらく学校に来られない、という手術なら、内視鏡や腹腔鏡での対応ではない手術ということを意味するのでは、と考えられるからです…。 昨日は、大学が学園祭前日で休みだった長女は、高校でも大学でも同じクラスのお友達と、早速母校へ行きました。もちろん、先生が心配だったからです。 幸い、先生は昨日までは出勤されていて、いろいろお話できたそうです。 長女は、私がこんな活動をしているし、3年前(もうじき4年になりますが)に亡くなった私の母の病状も見てきたし、今も健在でパワフルな、主人の母(2001年に検診で大腸がんが見つかって手術しました)も見てるし、ということで、がんと聞いても必要以上に驚くことはなかったようで、先生から直接、先生のご病状について伺ったようでした。 「げっちゃん、どこのがんかはわからない(聞いてない)けど、やっぱりがんだった。来週入院するんだって。手術するって。ちょっと転移もしてるんだって…。どこのがんかなぁ…大丈夫かなぁ。」 「転移があっても手術するというのは、あまり聞かないけど、大腸がんの肝転移なら手術できるみたいだから…。よくなるといいね」 「ちょっとやせちゃってた…」 「そりゃあ、まあ、ショックとかご心労もあるだろうし…。でも、あんたたちが行って、先生もちょっとは喜んでくれたんじゃないの」 「でも、げっちゃん、ツンデレだから、ほかの先生が『先生が入院されると聞いてすぐに来てくれる卒業生なんて、いい子たちじゃないですかぁ~』とかって言ったら、『いやぁ~~。でも、うん。少し、いい子になった』くらいの感じ。まぁ、ツンデレだからね。」 …自分の、手の届く範囲(と言うほど近しい距離でもありませんが)で、進行がんの患者さんが見つかるのは、すごく心の痛むことで…。 個人面談のときに、先生に嫌がられても「がん検診受けてますか~?」とか、言うべきだったのかなぁ…。 でも、そういうことを堂々とするのって、ちょっと、変人の感じ…だから、しなかった、できなかったけど…。 「再来年の成人式の後、みんなで集まった時には、げっちゃんにも元気で来てほしいなぁ」 と、長女はつぶやいていました。 生徒たちのためにも、頑張ってがんを克服してほしいです。 万が一、とりきれなくても、抗がん剤治療に前向きに取り組んでほしいです。 それで、何年もふつうの生活ができる患者さんが大勢いるのですから。 がんばれ!!げっちゃん!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012年10月27日 13時07分29秒
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