テーマ:カフェ話。(1948)
カテゴリ:珈琲店巡り
今日、用事があって多摩方面へ行った。
途中で図書館へ寄って、予約しておいた「すべては一杯のコーヒーから」松田公太著を受け取った。 多摩で用事を済ませて最寄駅へ戻ると偶然タリーズをみつけた。 借りた本の著者が経営するカフェチェーンだ。 ただの偶然とは思えず、エスプレッソのダブルとカプチーノのショートを注文して 妻とテラス席に着いた。デミタスカップを見ると既にクレマが消えかけている。 ちょっと嫌な予感がしたが、まずは砂糖を入れずにテースティングしてみた。 予想通りシアトル系らしく苦味が強い。そして酸味はほとんど感じられない。 コクはあるが味のバランスとしてやはり酸味がないと美味しいとは思えない。 砂糖を2袋(6g)入れてみた。砂糖の甘味が加わってもやはり私には物足りなかった。 ポイントは酸味だろう。豆は悪くないようだからローストが深すぎるのかもしれない。 それにクレマが早く消えるということは、抽出に失敗していると思われる。 つまりこの店のバリスタの技術に問題があるということだ。ローストが悪いかどうか を判断するのは間違いだと気づいた。正しく抽出されていなければ豆が良くて ローストが良くてもおいしいコーヒーになるはずが無い。また機会があれば 別のタリーズでチェックすることにしよう。フランチャイズ・チェーンの限界だろう。 (カプチーノはフォームドミルクで味がマイルドになるので悪くは無かった。 ただ、このフォームドミルクもすぐに形が崩れてくる。スチームで泡立てた後の 泡を細かくする作業に手抜きがあると思われる。) 飲む前に写真を撮るのを忘れた。使用済みで失礼。 珈琲工房ホリグチで買った家庭用エスプレッソ向けブレンドを「モカ」という直火式の 簡易エスプレッソ器具を使って自分で抽出したエスプレッソとカプチーノのほうが 美味しかった。イタリアンバール系カフェのエスプレッソがどんなものか楽しみだ。 もっとも、エスプレッソも好みがあるのでどれが美味しいかというのは私の個人的感想だ。 そういえば、さかもとこーひーの豆でまだエスプレッソを試していないなぁ。 定番人気カフェBセットっていうのを注文したから、希望通り火曜日の午前中に届いたら コーヒープレスとコーノ式ドリップとモカで楽しんでみよう。 エスプレッソ用のミルがないから、みるっこの一番細挽きでやってみるしかないけど。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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