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カテゴリ:ホントにあった奇妙な話
母親の祖母の話です。私は血は繋がってませんが私の曾祖母にあたる方です。
母が、4、5歳の頃。 彼女は突然こんな事を言い出しました。 「私は1年後に人に殺される運命だから」 そういって身の回りのものを片付け始めたそうです。 周りの人は当然ですがまともに取り合いませんでした。 年のせいでボケたのか位にしか思ってませんでした。 一年を過ぎしばらくは何事もありませんでした。 でも、彼女は自分の予言どうりに亡くなりました。 予言から1年半後、夜中に彼女の家に強盗が入ったのです。 強盗に襲われ殺されてしまったのです。 突然の死でしたが、彼女が自分で身の回りのものを片付けていたのて、葬儀後のトラブルもなく簡単に済んだといいます。 当日まで幼かった母はその家に泊まりで遊びに行っていたといいました。 突然、父親が迎えに来なかったら巻き込まれていたそうです。 母は命拾いをしました。 あまりにもショックだったので、祖母の顔を忘れてしまった。といいます。 写真を見れば「あぁ、この人がお婆ちゃんだ」とわかるけれど、思い出そうとすると思い出せないそうです。 曾祖母が何故、自分の死を知ったのか? …未だに謎です。 虫の知らせというのがあったのでしょうか?夢で見たのかもしれません。が、当時誰もそのことについて聞いた人はいないようです。 避けられない運命だったのか? …それもわかりません。 母は何故助かったのか?迎えが来たのは偶然なのでしょうか? 判らない事だらけの不思議な話です。 私は自分の死を予言して冷静に対処した曾祖母にただただ脱帽です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年01月11日 17時51分49秒
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