いい顔
宮城県石巻市の山本歯科医院 山本 寿則ですひさしぶりにいい顔を見ました柔道井上康生さんの全日本選手権敗北の後の顔悔しさでもない苦笑いでもない笑顔でもない微笑 美笑でもないえらそうな勝手な感想です今の自分を知ったでもそれを乗り越えるために努力し万全を期したけど出た納得のいく結果スポーツニュースでは同時にオリンピックでの勝利のシーンがほぼ必ず流れます決勝で勝った後のガッツポーズよりも今回の全日本で敗れた後の顔のほうが好きです私は小学校から剣道を続けています武道である剣道では相手から一本を取った後や勝った後ちょっとガッツポーズをとっただけでも取り消しになりますあくまで武道は殺し合いの練習のため(だと思います)しかし殺し合いのために切磋琢磨した相手にも多大なる敬意をはらうものが武道柔道は武道ではなくスポーツになってしまったのですまた剣道では打突がきまったあと残心というものがありますネットから引用残心(ざんしん)について 打突した後にも油断をせず、相手のどんな反撃にもただちに対応できるような心構えと身構えを示すことである。 打突後間合いをとって、ただちに中段の構えとなり、また対して相手の反撃に備える適正な間合いがとれない場合、自分の中段の剣先を相手の中心(咽喉部)に向けて反撃に備える。注意 残心のない打突は、たとえ正確に打突していても有効打突としての一本にならない事を認識すること。 柔道では相手に背中を付かせたことが相手に反撃を与えないことととらえられ一本となるのではないでしょうか私の勝手な思いです相手の背中をつけて一本で立ち上がってガッツポーズでは、、、今回の負けた井上選手は一本負けとてもいい顔顔面エクササイズで笑顔を綺麗にとかしても絶対できない顔努力のあとの顔日本人だけでも柔道を武道としてとらえて世界大会で見せてほしいですもちろん負けることは武道では死を意味することと思っていますが戦争や合戦ぢゃない負けはゼロに戻るときゼロ発進先はプラスしかないそんな顔に見えました