|
テーマ:ペットの死(562)
カテゴリ:ペットロス
楽天で日記を書くようになってから、愛犬と同じキャバリアを飼ってるかたの日記を読むのが本当に楽しくて、、、
キャバリアだけでなく多くの方の「親バカ」な日記を拝見していると、とってもほのぼのした気分になります。 そのかたのキャバリアの写真が載っていれば、 「うちのブルーと○○が似ているなぁ、△△はちょっと違うなぁ~^^」 っていちいち思ってる。 そうやってもっともっと自分の犬のことをたくさん考えて、「犬を愛する」ということを常に忘れないようにさせてくれている気がします。 ワンコって、生活に溶け込みすぎて、身近にいすぎて、いつまでも変わらず自分のもとにいる…そんな錯覚がしてしまう。 私にとっては、私以外の人の「親バカ」な日記を見ることが、 「私の人生が幕を閉じる日まで愛犬が共に生きてくれる」 この錯覚から目覚めさせてくれる方法に思えてなりません。 楽天で日記を書いているかたのキャバちゃんが、とつぜん天国へ旅立ってしまったそうです。 会ったことすらないキャバちゃんだけど、とっても悲しいです。 飼い主さんは今とてもつらく、悲しく、そして苦しんでいることでしょう。 全てのものを引き換えにして、愛犬の命を取り戻したいと思っているでしょう。 前の愛犬スタシのことを、いっぱい思い出しました。 スタシもとつぜん私の前からいなくなってしまいました。 何の予兆もありませんでした。 私には泣くことしか、残されていませんでした。 スタシが天国へ行ってからほんの数日後に、前日生まれたばかりの赤ちゃん犬を見る機会がありました。 「スタシが死んでしまったのに、なんで生まれてくる命があるんだろう?」 この赤ちゃんの命がなくなってもいいから、代わりにスタシを私の元へ返してほしい。 スタシの分まで赤ちゃんには精一杯生きてほしい。 神様は不公平だ。 命は生まれては消え、また生まれては消えるものだ。 うらめしいような、うれしいような、相反する感情… 何も知らず無邪気にうごめく新しい命を見て、いろんなことを思いました。そしてまた泣きました。 *** TVコマーシャルで、よく流れている歌。 あなたにあえて ほんとうによかった うれしくてうれしくて ことばにできない この1ヶ月、ずっと口ずさんでいます。 スタシのことを急に懐かしんでというわけではなく、ただ何となく旋律が美しくて… コマーシャルの映像のなかにいる男の子は、もうこの世にいないそうです。 愛するご両親に先立つということは、また愛する我が子に先立たれるということは、どんなにつらいことなんでしょうね? 様々な悲しみのうちで、きっといちばん悲しいもの― その運命には、意味があるのか? 単に人のほうで「運命だった」と思いたいだけなのか? だれにも答えはわかりません。 自分でどちらかを信じるしか、術はありません。 *** ある動物行動学者はこう言っています。 「神が世界を創造したとき、将来、人とイヌの間に友情が結ばれることを予見していなかったにちがいない。さもなければ、神は、イヌに主人よりも五倍も短い生命を割りあてたことについて、はっきりとした、だがわれわれには不可解な理由をもっていたのだろう」と― どんなにがんばったって、犬は人より寿命が短い生き物… 犬を愛する者にとっては、絶対に避けては通れない運命… 我が子のように慈しみ、守ってきた存在に、必ず先立たれてしまうのです。 ブルーもいつかは私の前からいなくなってしまうでしょう。 その日の来るのがこわいです。 スタシがいなくなって打ちひしがれていた私に、元気をくれたのがブルーです。 事あるごとにスタシと比較して、「スタシはこんなんじゃなかった。ブルーなんて好きになれない!」 そんなふうに心のどこかでどうしても思ってしまう悪い飼い主の私に、とっても優しかった。 反抗したり拗ねたりしないで、いつも健気に接してくれた。 「そんなの、あなたの思い込みだよ」 と言う人もいるでしょうけど、、、 結局ワンコって、どうしても飼い主さんのために生きてくれようとする。 最期は自分の命と引き換えに、飼い主さんの幸せを守ってくれようとする。 私はそう信じています。 *** 愛犬に先立たれることは本当につらいことですが、愛犬を置いて自分が先立つことのほうがもっとつらいかもしれないと今は思います。 なぜなら、スタシやブルーがいちばん愛している存在はこの自分だと、私は自信があるからです。 私に先立たれたら、2人とも孤独感でいっぱいになるでしょう。そんな想いを味わわせたくありません。 「この赤ちゃんの命がなくなってもいいから、代わりにスタシを私の元へ返してほしい」 このときの赤ちゃん犬の1人が、うちのブルーです。 「犬を愛すること」は悲しい運命が待っているけど、でも精一杯愛していきたい。 そして1秒でも長く、愛犬より長生きするつもりです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ペットロス] カテゴリの最新記事
|
|